新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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トムクロ

ママ・30代・、男5歳 女3歳

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トムクロさんの声

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なかなかよいと思う 絵力と響きの魔力にはまります  投稿日:2011/07/24
サルビルサ
サルビルサ 作・絵: スズキ コージ
出版社: 架空社
スズキ・コージさんの絵には魔力があります。
一度絵をみたら、やみつきになります。他の絵本も読みたくなります。
私が子供のころに読んでいたスズキ・コージさんの本を、知らない間に5歳の息子が実家から持ってきていて、私の知らない間にはまっていました。
そんな息子のリクエストで最近のスズキさんの絵本を探していた時に出会ったのがこの本です。
とにかくおもしろい!子供たちに大うけでげらげら大笑い。ひとつの獲物を巡って戦うふたつの国の話が、意味不明な「サルビルサ」という回文で進んでいきます。文字を覚えたての子供ならきっと謎の羅列したカタカナを大声で叫んでみたくなってしまうでしょう。うちはしばらく家の中の会話はサルビルサでした。
世の中、教訓めいた絵本や感動する絵本はたくさんありますが、描かれた絵の力と、意味不明な音の響きの持つ力で、読む人の心を解放させる本は、それほど多くはないかと思います。画集とも詩集ともいえるこの絵本、大人にもおすすめです。
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自信を持っておすすめしたい ちょっぴり涙が  投稿日:2011/07/24
パパとママのたからもの
パパとママのたからもの 作: サム・マクブラットニィ
絵: アニタ・ジェラーム
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
兄弟は、上か下か真ん中かで、親からの愛情を巡っていろいろと葛藤がありますね。親は平等に愛してるつもりなんですが…うちの5歳の息子と3歳の娘の場合もそうでした。
上の子は、兄弟ができると、本当に自分は愛されてるのかと不安に思うようです。うちの息子は下ができても激しい赤ちゃん返りをすることなく今まで育ってきたけれど、だんだん生意気になってくる妹の存在に、最近はちょっぴり脅威を感じていたよう。初めてこの絵本を一緒に読んだときに…なんだかほっとしたような表情をみせて、「ぼく、なんだか泣けちゃうんだ」ってぽつりと言いました。きっと頑張っていたのかな…
一方で妹は、いつもお兄ちゃんに負けまいと背伸びしていたみたいで、『おとこのこでもおんなのこでも関係ない』の一文に満足げでした。
パパとママは、みんなおなじに愛してるんだよ… この絵本のストレートなメッセージが、兄弟間で親の愛情を確かめ合うのに必死な子供たちにダイレクトに響いたようです。どちらかが一番なんてありえないのに…
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自信を持っておすすめしたい 最後に救いが  投稿日:2011/07/24
おばけめぐり
おばけめぐり 作: 瀬川昌男
絵: スズキ コージ

出版社: 金の星社
お化けといえば、水木しげるさんの描くおどろおどろしい絵に描かれたものだと思っていたうちの息子は、スズキコージさんの描く、ちょっぴりユーモア溢れるお化けたちにわくわくドキドキでした。同じおばけ話でも子供に与える印象はこれほど違うものかとびっくりしたものです。

この本の素晴らしいところといえば、やはり本の最後でしょう。なんとおばけが近づかないためのおまじないや絵やらが紹介されているのです。お化けの本を読みすぎて眠るのが怖いと言っていた息子には、これは大きな救いでした。呪文を何度も暗唱して、おまじないの絵を紙に書いて、枕元に置いたり、幼稚園のバッグに忍ばせたり…ちょっぴり笑ってしまいました。
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自信を持っておすすめしたい 男の子と女の子の違い  投稿日:2010/07/09
にいさんといもうと
にいさんといもうと 作: シャーロット・ゾロトウ
絵: メアリ・チャルマーズ
訳: 矢川 澄子

出版社: 岩波書店
妹にちょっかいを出すのは、本当は妹と一緒に遊びたいんだって言うメッセージなんだと思います。でも妹は、泣いてばかり・・・
時は経ち、妹も成長します。そしてある時、ふと気づくのです。
お兄ちゃんの不器用なメッセージを・・・ 一緒に絵を描こうって
誘う妹は、まるでお姉ちゃんのようです。

うちも4歳の兄、2歳の妹の兄妹ですが、この絵本で描かれていることそのまま、日常生活の中でおこっているので、初め読んだときにとてもびっくりしました。同時に男の子と女の子の成長の違いがよく描かれていると思いました。

男の子はいつまでも無邪気というか、おバカというのか(笑)おふざけでしか、自分を表現できない部分があるのに、女の子の方は、心の成長がはやいのか、お兄ちゃんの不器用さを察して、上手に遊びに誘うことができるんですね。 

うちのお兄ちゃんは、この本が大好きで、本を読んだ後はいつも妹に「目が三つついてる」と言っています。妹は、今ではもう呆れて泣きませんっ(笑)
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なかなかよいと思う デイビッドの言い訳に爆笑  投稿日:2010/07/09
デイビッドがやっちゃった!
デイビッドがやっちゃった! 作・絵: デイビッド・シャノン
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
幼稚園で、「だめよ、デイビッド」を読んでもらって以来、デイビッドに自分を重ね合わせていたわが息子ですが、さすがに三作目では、デイビッドのおまぬけぶりに大笑い! 息子は、パンツで学校へ行くわ、ドッグフードは食べるわで、はちゃめちゃのデイビッドに爆笑する一方で、「まま、僕は大丈夫!石鹸くわえたりしないよ」と、ちょっと冷ややかに・・・ 三作目にして、ようやく息子も少し成長したのでしょうか? 
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