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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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kimiegangi

せんせい・60代・香川県

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kimiegangiさんの声

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自信を持っておすすめしたい 仕返しは仲よしの始まり  投稿日:2012/07/18
きつねのホイティ
きつねのホイティ 作・絵: シビル・ウェッタシンハ
訳: 松岡 享子

出版社: 福音館書店
 いたずらぎつねのホイティをこらしめるおかみさんたち。でも,どこか憎めないこの狐に,おかみさんたちはとっておきの仕返しを考えます。
 相手の嫌がる仕返しをしても解決にはなりません。でも,こんな仕返しなら,これからもなかよくできそうです。
 きつねがピンクのサリーを着るところが見せ場なのですが,子どもたちはサリーがどんなものか知りません。イメージできるよう,ピンクでビーズのいっぱい付いたサリーを手に入れました。
 子どもたちの前で素早く着たり脱いだりする練習もして,お話の最後にサリーを脱いで,さーっと広げると「わーっ!」と歓声が上がります。
 「こんなに長いなんて!だから,すぐには脱げなかったんだね。」と,納得します。
 このお話を読むなら,是非,ホイティの歌を調子よく歌えるよう特訓することと本物のサリーを見せることをお勧めします。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 私の宝物  投稿日:2012/06/19
凸凹ぼしものがたり
凸凹ぼしものがたり 作・絵: あんびる やすこ
出版社: ひさかたチャイルド
「凸凹ぼしものがたり」は,平成6年,月刊のお話チャイルドとして出版されその後,絶版になっていた絵本です。5歳の息子が保育園から持ち帰りました。
この本を一言で紹介するなら、「私が出会った中で最高の絵本」です。
今まで、お話会や教員としての活動を通して、たくさんの絵本に出会いました。その中にも素晴らしいお話はいくつもあり、受け持った子供たちにいつでも読み聞かせられるよう、自分の蔵書として教室に置いている本が何冊かあります。けれども、その中でも、「凸凹ぼしものがたり」は特別です。
まず、「手の形だけが違う」というシンプルさ。そして、表紙から結末までを貫く「つながる」というテーマ。それに加えて、ちょっとした仕掛けもあり、可愛くて優しい絵のタッチが、読む者の心を楽しく温かくします。
人との違いを受け入れ、工夫することで仲良くなれる。幸せになれる。小さい子供にも人権感覚が、ごく自然にすうっと入っていく物語です。
私が大好きだということもあると思いますが、子どもたちも大好きなお話で、「また読んで!」「あれ、読んで!」と、何度もせがまれます。
ある日、ボランティアのメンバーとのやり取りの中で、「これって、『相手の欠点だと思っていたところが、実は自分にとっては必要な、とても大切なところだった。』っていうことだよね。」と、言った人がいました。
「あっ。」と思いました。確かにそうです。そこって、ものすごく大事なポイントです。言われるまで気付きませんでした。目から鱗が落ちる思いでした。私自身も周りの人をそういう目で見つめ直したいと思いました。
5年生の女の子の感想には,高い塔は「エルサレム」ではないかと思わせる表現がありました。あんびる先生にいただいたお手紙に,9.11のことが書かれており,その子の鋭さに感心しました。
他の人が読むと、また、違った奥の深い見方があるかもしれません。
「凸凹ぼしものがたり」は、「これからもずっとずっと読み続けていきたい。」「一人でも多くの子どもたちに、この物語を届けたい。」私の宝物の一冊です。
参考になりました。 5人

自信を持っておすすめしたい コミュニケーションブック  投稿日:2012/06/19
まるまるまるのほん
まるまるまるのほん 作・絵: エルヴェ・テュレ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: ポプラ社
常々絵本は「コミュニケーション育成ツール」だと思っておりますが,これほど自然にコミュニケーションできる絵本を他に知りません。
紹介してくれたのは,町の小さな絵本屋さん。
絵本の概念を破る絵本に,私も教員仲間もおおっ!と感嘆の声をあげました。用意されていた5冊は完売。予約して帰る人も何人もいました。
3歳から80歳まで,様々な年代の人に読み聞かせをしましたが,どの年代にも大受けです。もちろん,反応は様々ですが…。
1年生の女の子は読んだ後私の耳元で「先生マジックだね。」とささやきました。「この子の頭の中では本当にまるが動いているんだ!」と,びっくり!
ページをめくるたびに,わるくない。うつくしい。など,話しかけてくれるのも嬉しくなります。
英語版「PURES HEAR」も購入しましたが,並べてみると谷川俊太郎先生の光輝く日本語に今さらながら感心します。
図工教材としても面白いと,この本を参考に4年生で絵本作りをしたところ,私の予想をはるかに超える素敵な作品ができたので出版社に送りました。
すると,何とフランスのテュレ先生から,直筆のイラスト入りメッセージが送られてきたのです。
他の学校でも,読み聞かせや図工の授業にどんどん使われています。
ぜひ,みんなで紹介しあって広めていきたい,100年後も残したい絵本です。
参考になりました。 1人

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