新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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ちょうおもしろい

ちょうおもしろい(フレーベル館)

超おもしろい、腸の世界を探検しよう!

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ちゆCIU

その他の方・20代・兵庫県

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自己紹介
毎日3〜5歳児と一緒に走り回ってます☆

絵本と本格的に向き合うようになってから4年目になります。
ゼミは正置友子教授の下で絵本を研究するゼミに入っていました。
卒論は「絵本の中にみるライオン」をテーマに書きました。
絵本のなかでライオンがライオンである意味とは・・・っていう内容を考えまくっていました(*^_^*)
好きなもの
酒井駒子さんの作品、ライオンが出てくる作品、大槻あかねさんの作品、ビップとちょうちょう、
江國香織さんの作品、
邦画(ミニシアター) 香水 果物 自分の時間
ひとこと
色んな絵本に出会いたいです★

ちゆCIUさんの声

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自信を持っておすすめしたい 泣きました  投稿日:2009/05/25
けっしてそうではありません
けっしてそうではありません 作・絵: 五味 太郎
出版社: リブロポート
泣きました。
本屋さんでの立ち読みでしたが、改めて五味さんの偉大さを感じました。

楽しい絵本です。
勿論それで十分なのですが、
あの絵本はすべての大人、子どもへのメッセージだと思いました。

大人になると、無意識に予測したり
ある一定の枠に入れ込むことで物事を処理しようとします。
それは決して悪いことではありません。
ですが、必ずしも正しいことではありません。

いつもやんちゃなコトをしている男の子がいたとしても
その男の子=やんちゃ
ではありません。
男の子のたった一面でしかありません。

君には無限の可能性があるんだよ

そう聞こえてきました。
そして、

子どもたちの可能性は無限なんだよ
けっして枠にはめられるようなものではないんだよ

そう教えられたような気がしました。


私がもう一度、保育者として社会復帰したいと
心から願わせてもらえた一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 見れば見るほどに・・・・  投稿日:2008/01/27
はらっぱにライオンがいるよ!
はらっぱにライオンがいるよ! 作: マーガレット・マーヒー
絵: ジェニー・ウィリアムズ
訳: はましま よしこ

出版社: 偕成社
この絵本、見れば見るほどに謎はふかまります。

そこにいるのはライオンだけでしょうか。

わたしは言葉を発するライオンよりも、
静かに、けれど強い意志をもってこちらを見つめてくる
視線の方が気になってしまいます。

彼らは意思をもつどころか、勝手に家中を歩き回ることが
出来るようです。

この話は確かに母親と子どもの心のズレを書いています。
が、この本自体が絵本が語ろうとしている内容という気がしてなりません。
内容ではなく、絵本全体が「それ」そのものなのです。

母親には勿論見えていないもの
子どもには当たり前の世界

こちらをみつめる木馬
窓から庭を見下ろすぬいぐるみ
微笑む人形
倒れたまま視線を外さないクマ
椅子にたおれる少女

そして、ベッドにはさまれたクマ・・・。

人形を主として見ていくと、
内容は一変、不気味で少し怖いものにも思えてしまうのです


もの言わぬものたちは、何を語ろうとしているのでしょうか


それこそがこの絵本の、親子の間にある真実だと思えるのです。
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自信を持っておすすめしたい 少年の成長  投稿日:2007/01/14
アンディとらいおん
アンディとらいおん 作・絵: ジェームズ・ドーハーティ
訳: 村岡 花子

出版社: 福音館書店
私の卒論のテーマで扱わせていただきました。
この絵本、何と異例の80ページ!!!
長っ!!!!!・・・とは思わせないのがこの絵本の魅力です。
テンポの良さと言葉の短さ、けれどそれを感じさせない表現力の豊かさ・・・。とても楽しい絵本だと思います。

最後のページはとても印象的です。
ライオンを繋いで、アンディが向かう先は・・・
図書館・・・。この話をどう捉えるかは読み手の自由ですよね。
私はこのシーンのライオンの寂しそうな背中、
大好きなライオンに振り向きもせずに図書館へ連れていくアンディ・・・

あぁ、アンディのライオンからの卒業が描かれているのだな・・・

子どもの成長って、そういうものだなぁ〜って感じて。
ある日突然見向きもしなくなっているようで、実は子どもなりの満足や成長がある・・・というような。

勿論お話としてもとても楽しくて、何回読んでも笑ってしまうような場面もあり、子どもにとてもお勧めな一冊ですが、私は大人にこそ読んでもらいたい一冊だな〜と感じました。
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なかなかよいと思う 雨のなかまになれる心  投稿日:2006/12/21
わたしと雨のふたりだけ
わたしと雨のふたりだけ 作: ジョアン・ライダー
絵: ドナルド・カリック
訳: 田中とき子

出版社: 岩崎書店
雨だから部屋で遊ばないといけない・・・
そんな固定観念を一掃してくれる女の子がいます。
そして、雨が降るとわかっていながら、外へ遊びに行くことを止めない母親がいます。

わたしはこんな母親になりたいなぁ〜って思います。
自分の意見を押し付けずに、子に考えを任せてみる・・・
素敵な関係だと思います。

綺麗な言葉で、静かな言葉で、
絵本は淡々と続いていきます。
何ともいえない、雨のときだからこそ感じられる静けさや寂しさ・・・

女の子はそれを体中で感じているのです。
雨で体中が濡れています。
女の子は言います
「わたしも雨のなかまだわ」
素敵です。子どもって、何にでもなれるんですね。

そして帰ってきた子を優しく迎える母。

何でも無い日常・・・だからこそ大切な日常が、
綺麗な絵と言葉で表現されています。
大人でも十分に楽しめる一冊です。
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