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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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自信を持っておすすめしたい もっと多くの人に読んで欲しい作品  投稿日:2010/10/30
マイク・マリガンとスチーム・ショベル
マイク・マリガンとスチーム・ショベル 作・絵: バージニア・リー・バートン
訳: 石井 桃子

出版社: 童話館出版
大好きなバージニア・リー・バートンのこの作品は、ずっと読みたいと思っていた作品です。
バージニア・リー・バートンの第1作は、1937年の「いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう」で、長男アーリスのために描いたもの。
「マイク・マリガンとスチーム・ショベル」は1939年作の第2作で、次男のマイケルのために描いたもの。
この背景を聞いただけで、身震いしてしまいます。
1作目はモノクロだったのですが、この作品は、カラーで「ちいさいおうち」を彷彿させる色づかいとなっています。

物語は、マイク・マリガンが、相棒のスチーム・ショベルのメアリ・アンをとても自慢に思っているというシーンから始まります。
ここに、「メアリは、100人の人間が1週間かかって掘るくらい、1日で掘ってしまうと、マイクは威張っていました」とあるのですが、これが最後までの伏線となっていて、その構成は巧みとしか言いようがありません。

次頁からは、マイクとメアリの大活躍の話が続くのですが、転機がやってきます。
時代の流れとともに、新式のガソリン・ショベル、電気ショベル、ディーゼル・ショベルが登場し、メアリの仕事がなくなってしまうのです。
時代の流れの描写は、バートンの真骨頂。
古きものが淘汰されていくのは、どうしようもないことなのか?と思わざるを得ず、一瞬寂しい気持ちになってしまいます。

それからのエンディングまでの話は、ワクワク感が一杯で一気に読まれることでしょう。
設定の妙と言ったら良いのか、実に素晴らしいハッピーエンド、それを導いたのが、小さな男の子というのも洒落ていて、非の打ち所のない作品です。

文章量は多いのですが、読み聞かせして、飽きる子供は殆どいないと断言できる絵本です。
こんなに素晴らしい作品を、お母さんから貰ったとしたら、子供はどんなに喜ぶのだろうかと思わずにいられません。

是非、読み聞かせして欲しい作品です。
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なかなかよいと思う 車好きにたまらない作品  投稿日:2010/10/30
まかせとけ
まかせとけ 作・絵: 三浦 太郎
出版社: 偕成社
三浦太郎のはたらくくるま」シリーズの一冊。
「よいしょ」「とどくかな」「まかせとけ」の三冊があり、2007年6月に同時発刊しています。

まかせとけのテーマは、物を運ぶこと。
登場するのは、パワ−ショベル、ダンプカー、ホイールローダー、オフロードダンプカー、乗用車、レッカー車、クローラクレーン、カーゴトラック、セルフローダートラック。
車の登場は、三冊の中で一番多く、働く車が全面に出ている作品です。
この作品が良いのは、リズム感。
「運んでください」「まかせとけ」という会話が続くのですが、この対話も良いし、リズミカルで心地よいものだと思います。

三浦さんの程よくデフォルメした働く車は、子供にとってたまらないはずで、働く車らしい動作が楽しめるはずです。
物語としても、絶妙な終わり方なので、三冊の中では一番のオススメです。
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なかなかよいと思う 車好きにたまらない作品  投稿日:2010/10/30
とどくかな
とどくかな 作・絵: 三浦 太郎
出版社: 偕成社
「三浦太郎のはたらくくるま」シリーズの一冊。
「よいしょ」「とどくかな」「まかせとけ」の三冊があり、2007年6月に同時発刊しています。

とどくかなのテーマは、物を高いところに届かせること。
登場するのは、クレーン車、フォークリフト、リフト車、消防自動車、コンクリートミキサー車。
働く車は、擬人化していて眼があるのですが、届かせる方を見ているのですから、芸がなかなか細かいもの。
三浦さんの程よくデフォルメした働く車は、子供にとってたまらないはずですが、特に消防自動車は、シンプルで分かりやすいもの。
何故か、我家では二人とも、消防自動車が大好きで、良く消防署の前で立ち止まって眺めていたものですが、消防自動車だけの一冊があっても良いくらいだと思います。

長男は車好きだったので、写真のくるまシリーズをそれこそ良く読みきかせしましたが、今だったら、その前にこのシリーズは読み聞かせしたかったと思います。
車好きに特にオススメします。
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なかなかよいと思う バートンの西部活劇  投稿日:2010/10/30
名馬キャリコ
名馬キャリコ 作・絵: バージニア・リー・バートン
訳: せた ていじ

出版社: 岩波書店
大好きなバージニア・リー・バートンの作品なので読んでみました。
何と言っても、「ちいさいおうち」と「せいめいのれきし」は、絵本史上に燦然と輝く作品だと思っています。

今回の作品は、1941年初版。
最初の絵本である「いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう」が1937年初版ですから、ごく初期の作品ということになります。

絵は、モノクロの版画風。
特徴的なのは、一頁に2つのコマを挿入したマンガのようなつくりになっていること。
絵自体も、躍動感のある絵はいつものことなのですが、細かく見ると、何処かマンガチックな作風となっています。
物語の背景は、西部劇の時代。
私が子供の頃は、TVでも映画でも西部劇が全盛だったのですが、今は殆ど目にすることがないので、理解するのが一寸難しいかも知れません。

主人公は、名馬のキャリコ。
キャリコと悪漢達との知恵比べが、二転三転しつつ続く手に汗握るという展開で、惹きつけられることでしょう。
最後は、やはり、バートンらしい締め括りとなっていて、安心して読むことのできる絵本です。
58頁あるので、読み聞かせよりも、自分で読む類の絵本だと思います。
純粋に物語として楽しめます。
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ふつうだと思う 双子が分かり難いかも知れません  投稿日:2010/10/30
ぴーんちゃんとふぃーんちゃん
ぴーんちゃんとふぃーんちゃん 作・絵: ディック・ブルーナ
訳: いしい ももこ

出版社: 福音館書店
2010年の今年は、うさこちゃん生誕55周年。
福音館書店では、これを記念して全点新装版を2010年4月1日に発刊しました。
また、今回から対象年齢を全点に表示したというのは、とてもGoodです。

初版は1959年。
双子の女の子の物語なのですが、そもそも、双子が理解できるかどうか?がポイント。
双子って、実際に見てみないと分からないかも知れません。

物語は、二人の誕生日の1日を綴ったもの。
いつもどおりのくっきりとした色づかいの絵で、かつ、人物像が多い作品ですが、絵は申し分のないもの。
物語は、人形が話し出したりして、対象とする年齢には一寸難しい感じがしました。
純粋に絵を楽しむ作品と言えそうです。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 車好きにたまらない作品  投稿日:2010/10/30
よいしょ
よいしょ 作・絵: 三浦 太郎
出版社: 偕成社
「三浦太郎のはたらくくるま」シリーズの一冊。
「よいしょ」「とどくかな」「まかせとけ」の三冊があり、2007年6月に同時発刊しています。

よいしょのテーマは持ちあげること。
登場するのは、ダンプカー、ホイールローダー、フォークリフト、ブルドーザー、パワーショベル。
働く車は、擬人化していて眼があるのですが、持ち上げる方を見ているのですから、芸がなかなか細かいもの。
三浦さんの程よくデフォルメした働く車は、子供にとってたまらないはずです。

長男は車好きだったので、写真のくるまシリーズをそれこそ良く読みきかせしましたが、今だったら、その前にこのシリーズは読み聞かせしたかったと思います。
車好きに特にオススメします。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 古典的な良書  投稿日:2010/10/26
かしこいビル
かしこいビル 作・絵: ウィリアム・ニコルソン
訳: 松岡 享子 吉田 新一

出版社: ペンギン社
ウィリアム・ニコルソンの1926年の作品。
彼は、実娘のメリーのためにこの作品と、「ふたごの海賊」の2作を描いています。
特に、この作品は、イギリスの絵本史上、歴史的価値ある作品として位置付けられているとのこと。

表紙を見て、バートンの作品かなと思って手に取ったのですが、確かに、この作風は多くの絵本作家に影響を与えたのは間違いないでしょう。
既に、一世紀も前の作品となろうというのに、決して色褪せたものではありません。

物語は、主人公のエミリーが、おばさんから招待の手紙を貰うシーンから始まります。
それからが大変。
持っていく荷物を纏めるのですが、あれやこれやで、トランクに収まりきりません。
こうした行動って、子供にはありますよね。
特に良いのは、登場するおもちゃのリアリティ。
メリーが所有していた実物を描いたとのことなので納得です。
そこで登場するのが、近衛兵の人形のビル。
トランクに入れ忘れられてしまい、泣き伏してしまうのです。

それからのスピード感のある展開が、この絵本の一番の見所でしょう。
擬人化した人形と人間とのやり取りには、やはり惹きつけられてしまいました。
人形と人形の関係を、実に丁寧に描いているのに好感が持てます。

古典作品で、良い味わいを醸し出している作品です。
絵本を考える上でも、貴重な一冊と言えそうです。
参考になりました。 2人

ふつうだと思う いんであんの理解が難しいかも  投稿日:2010/10/23
こねこのねる
こねこのねる 作・絵: ディック・ブルーナ
訳: いしい ももこ

出版社: 福音館書店
2010年の今年は、うさこちゃん生誕55周年。
福音館書店では、これを記念して全点新装版を2010年4月1日に発刊しました。

初版は、1959年ですから半世紀も前の作品です。
主人公は、こねこのねる。
眼が緑というのが一寸珍しい。
それでも鳥とか花は、もう既にその後と全く同じテイスト。

物語は、こねこのねるが、いんであんになりたいと泣いているシーンから始まります。
こねこのねるは、旅をしていんであんに会うことができ、羽の付いたいんであんの帽子を貰うのです。

いんであんというのが、なかなか説明しづらいもの。
私が小さい頃は、海外の番組放送が結構あったし、西部劇の映画も全盛だったのでいんであんというのは、身近だったのですが、今は殆ど目にする機会がありません。
話を理解するのは難しいかも知れませんが、絵だけを純粋に楽しめる絵本だと思います。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 字がなくても楽しめる絵本  投稿日:2010/10/23
じのないえほん
じのないえほん 作・絵: ディック・ブルーナ
訳: いしい ももこ

出版社: 福音館書店
2010年の今年は、うさこちゃん生誕55周年。
福音館書店では、これを記念して全点新装版を2010年4月1日に発刊しました。
また、今回から対象年齢を全点に表示したというのは、とてもGoodです。

初版は、1968年の作品です。
文字通り、文章がありません。
一寸不思議なのが、いしいももこ訳とあること。
題だけの訳ということなのでしょうか?

物語は、主人公の起きてから寝るまでの1日を描いたもの。
男の子の表情が何とも言えず良いです。
サブキャラクターも魅力的。
読み手の想像力によるところ大なのですが、魅力的な絵が、力量不足を充分に補ってくれることでしょう。

これは何かな?という会話を親子でするだけでも、楽しめる絵本だと思います。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う 入園前の読み聞かせにオススメ  投稿日:2010/10/23
ようちえん
ようちえん 作・絵: ディック・ブルーナ
訳: いしい ももこ

出版社: 福音館書店
2010年の今年は、うさこちゃん生誕55周年。
福音館書店では、これを記念して全点新装版を2010年4月1日に発刊しました。
また、今回から対象年齢を全点に表示したというのは、とてもGoodです。

初版は、1964年の作品です。
ある幼稚園での出来事を描いていますが、6人の名前が難しすぎ。
外国の作品ですから、仕方のないところです。

幼稚園って何をやっているのかが、良く分かります。
丁度、入園前に読み聞かせしてあげると、良いと思います。
安心してオススメできる絵本です。
参考になりました。 0人

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