ふじみん

パパ・50代・埼玉県、女の子14歳 男の子11歳

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ふじみんさんの声

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なかなかよいと思う まばたきしている間  投稿日:2018/08/31
まばたき
まばたき 作: 穂村 弘
絵: 酒井 駒子

出版社: 岩崎書店
まばたきする時は、
当然ながら目を閉じる。
目を閉じている間の光景は、
一瞬であっても視界は暗黒になる。
この絵本が見せてくれている1ページ1ページは、
まばたきしている間に我々の視界から消えている一瞬を
切り取っているのかも。
目を覚ましている時間は、
視界に入るすべてのものを途切れることなく
見ている、と思い込んでいるが、
実は断続的にしか人間は世界を見ていない。
そんなことを思った。
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なかなかよいと思う じゅもんに乗れば・・  投稿日:2018/08/10
おばけばたけ
おばけばたけ 作: 林 なつこ
出版社: マイクロマガジン社
おばけをやっつけるときに出てくる「じゅもん」。
これに子供が乗ってくれればとてもいいなあと思った。
うちの子(に限らずかもですが)は、語呂合わせ、ダジャレの類が
大好きなので、はまってくれそうな気がした。
ご飯を食べるときにこれに乗って野菜を食べると尚うれしい。
また、家庭菜園やプランターで野菜を育てて食べる食育もあるが、
言葉からの食育もあるんだなと感じた内容。
まったく余談ですが、季節がら、戦争の時期の野菜泥棒をイメージしてしまったのは自分だけでしょうか・・・
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なかなかよいと思う 都会のさびしさと・・  投稿日:2018/08/10
ちいさなエリオット おおきなまちで
ちいさなエリオット おおきなまちで 作: マイク・クラトウ
訳: 福本 友美子

出版社: マイクロマガジン社
長く都会で一人暮らししているような人が読むと共感があるのではなかろうか。自分自身は現在家庭もあり、今の生活を投影するというよちは、昔を思い出すような気持で読ませてもらった。
かつてのある一瞬の感覚とか、その時の気持ち、というものをまざまざと思い出させる力のある作品。小説とかまとまった量のある文章でこれを表現するのは実は難しいのかもしれない。
なぜだか、少ししんみりしました。

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自信を持っておすすめしたい 思い出した!  投稿日:2017/04/27
もりたろうさんのじどうしゃ
もりたろうさんのじどうしゃ 作: おおいしまこと
絵: きただたくし

出版社: ポプラ社
自分がこどものときに大好きだった絵本。ふと思い出して絶版になっていないことを知り、ほぼ衝動買いに近い感じで購入。
読んでみて、思い出した、この感じ。

自動車を運転する大人に早くなりたいとおもったこと。
おんぼろの車へのなんとも言えないいとしさ。
子供なりに感じた、メカをさわることへの憧れ。
少し悲しい、「もりたろうさんのじどうしゃ」の運命と、
それをカバーするかのようなもりたろうさんの宝物である家族の姿。

長男は赤いくるまが大好きだが、この本を読んでやったらますます好きになるだろうか・・
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なかなかよいと思う 僕にとってのモカとは??  投稿日:2016/03/25
モカと幸せのコーヒー
モカと幸せのコーヒー 作: 刀根 里衣
出版社: NHK出版
冒頭、あー、これは僕の机そっくりだな、という感じ。
職場の椅子で眠ることはないけれど、
家での睡眠は泥のようで夢も見ず、
モカのようなかわいいのが登場する気配もない。
ましてや「とっておきのコーヒー」が出てくるわけもなく、
現実はジョー○アの缶コーヒーだなあ・・・
楽しいことだけ考えてコーヒー飲んでると思われても
アメリカ人は怒らないかなあ・・・
なんて考えつつ読み終わって、ふと思い出した。
自分も子どものころ、へたくそなマンガを描いたりしていたし、
仮にその「作品」が残っていて今見返したとしても、
その存在が何なのかまったくわからないような
恐らくは奇怪なキャラクターを作り出していたことを。
会いにきてくれる僕にとってのモカはいないが、
その代わりにこの本が子どものころの断片を思い出させてくれた。
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