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夏休みのお話
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投稿日:2012/07/13 |
一巻のお話から一年が経過しているという設定なのですが、なぜか?カッレくんたちは13歳のまま、その辺が息子に読み聞かせをしていて腑に落ちない点でありましたが、読み進めればそんなことは気になりません。
殺人事件の犯人を目撃してしまったエーヴァ・ロッタ。犯人が登場した時の緊張感。先がとても気になりました。
伏線がはりめぐらされていて、赤バラと白バラとの戦いも何気ない形できいてくるのがさすが。
先に、三巻の方を読んでしまったので、カッレくんシリーズがこれで読み聞かせ終了というのを悲しんでいる息子です。
ちょうど夏のお話なので、夏休みに読むのにちょうどいいのではないかと思いました。
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素敵なお母さん
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投稿日:2012/07/13 |
最初一人で読んだ息子は『エーミールと探偵たち』と内容を混同したようで、エーミルが五歳のいたずらっ子なのに戸惑った模様です。
名前が似ていますからね。作品の作家がそれぞれケストナーとリンドグレーンと説明してわかったようです。
すでに岩波書店からもハードカバーでエーミルの別のお話が出ていますが、その他のお話は今まで私は講談社文庫の方で読んでいて子どもにも読ませたいと思ったので、こうして岩波少年文庫からこのシリーズが出てうれしい限りです。
エーミルは五歳ですが、そのいたずらっぷりのすごいこと。五歳でよくここまで考え付くものだと感心しますが、それだけ好奇心が旺盛な証拠なんでしょうね。
エーミルの行く末を心配した人たちからエーミルをアメリカへ行かせるようにとカンパのお金をもらったお母さんが「エーミルはかわいい子です」「わたしたちはあのまんまのエーミルが好きなんです」と言い放つこの言葉。
こんな風に子どものことを思ってくれるまた毅然として言いはなつことができるお母さん、とてもいいなあと思いました。読んでいる子どもたちもこの個所を読んだなら自分自身のことも肯定的に捉えられて嬉しくなりそうです。
エーミルのような子が身近にいたらハラハラドキドキだと思いますが、五歳前後の子どもの押さえられない好奇心、行動よく捉えている作品だと思います。
字が細かいのでいきなり一人で読むというのは敬遠してしまうお子さんがいるかもしれませんが、一章だけでも読み聞かせで聞いたらその後が知りたくなりそうです。
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主人公は五年生
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投稿日:2012/07/04 |
引っ越してきてまだ友だちがいないエリザベスは、自分のことを魔女だという風変わりな女の子ジェニファと知り合いになります。
ジェニファは自分のことを魔女だと言い、エリザベスは独特の雰囲気があるジェニファに惹かれ、見習いの魔女としてジェニファに言われることに従います。
思春期の子どもの心情をうまく描くカニグズバーグの作品。ハロウィーンから始まること、風変わりな魔女の修行など、一度読んだ時からとても記憶に残る作品でした。
息子も先に一人で読んでいたようで、二人で「ジェニファって変った子だよね」と盛り上がりました。
エリザベスは実によく見ている女の子で近所のシンシアの二面性やお泊りに来た大人たちの言動行動の描写にはなるほどと思えるところがあります。
五年生の女の子のお話なのでこの学年周辺の子が読むのにちょうどよさそうな内容の本だと思います。夏休みの読書にもいいですね。
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夏休みの読書にもよさそう
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投稿日:2012/06/27 |
13歳を筆頭に6歳までのニューヨークに住む四人きょうだいのお話です。
大人から見たら騒動・問題と見えるような行動も、子どもにしたら成長に不可欠な経験と読んでいて思えました。
四人は、毎週土曜日にみんなのお小遣いを集めて一人が使うことを思いつきます。
その使い方や過ごし方にその子その子の個性が見られました。もし、身近で大人が見ていたらその行動そのものはハラハラドキドキなのですが。
きょうだいの数が多いことや素敵な大人たちが出てくるところが『ふくろ小路一番地』にも通じると思いました。
読み切った後に、四人の子どもたちと一緒に過ごしてきた感じがあり、読み応えがありました。
夏休みの読書にもよさそうなお話です。あとがきによれば、シリーズで四冊あるそうなので、機会があればすべて読んでみたいと思いました。
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夏の時期の読み聞かせに
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投稿日:2012/06/25 |
お話会で読んだ時に、表紙の絵のきゅうりの葉っぱの中に、てんとうむしがいるのを見つけた二歳ぐらいの男の子がいました。
私は気がつかなかったのですが、表紙のところからすでにお話は始まっていたのかもと思いました。
小さい子が多いお話会でしたが、子どもたちは積極的に葉っぱの中で見つけたものを口に出してくれました。
野菜たちがかくれんぼしているかのようにも見えるこの本は、
参加型の絵本でもありますね。
夏野菜が多いので、夏の時期の読み聞かせにいかがでしょうか。
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園児さんぐらいから
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投稿日:2012/06/17 |
見立て遊びの写真絵本。
イルカがなすとか、バナナは二種類のものになっていますが、その見立てぶりがおもしろい。
中にはこれなんだろう?というものもあるので、親子であてっこしながら見るのもおもしろそうです。
答えもあるので、ああこれはあれだったんだという驚きも。中には日本にないものもありましたが、遠目もきいて写真もとてもきれいです。
園児さんぐらいから楽しめそうです。
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さよならの意味
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投稿日:2012/06/17 |
さよならって言っても次の日に会える関係の「さよなら」と、引っ越してて会えなくなる日の「さよなら」は、心の中に響くものが変ります。
相手によってもさよならの意味も変ってきます。
いろんなさよならがあるんだなあって思いました。
赤ちゃんがいつの間にか言えるようになる言葉が、バイバイというのもありそう。
「おわかれだワニ」とか「ブローノートクラブ」とか、小ネタみたいなものを見つけると少しクスッとするものもあるかも。
三月の卒業、進学、進級などの時期の絵本としてもいいなあと思いました。
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最後まで読んでよかった
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投稿日:2012/06/17 |
『指輪物語』や『ナルニア国物語』に影響を与えたという古典ファンタジーというので、期待しつつ読み聞かせを始めました。
難解というわけではないのですが、文章がというのか描写が長いのかな?
何だかいつになく物語に入りにくい感じが私も息子もしてしまって。この本を読んでいる時に何度となく「ねえ、ホーマーくん読んで」と言われました。
でも、もうちょっともうちょっと読んで行くうち、ようやく第21章の「脱出」という章から息子が「続き読んでよ」と言うようになりました。
私もこのあたりから物語がぐっとおもしろくなっていく感じを受けました。
157ページにも「読者のみなさんがそろそろしびれをきらしていらっしゃるでしょうから」なんて表現があるので、書き手の方も意識しつつ書いていたのかもしれませんが。
「人はじぶんに信じられることしか信じないものよ。そしてね、たくさん信じることができる人は、少ししか信じられない人に寛大でなくっちゃいけないわ」という言葉にはなるほど。
お姫様の素直さ、お姫様を守るカーディの率直さ、お姫様を支えるおばあさの存在がよかったです。
363頁ありますが、途中で止めずに最後まで読んでよかったと思いました。
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アメリカの人種問題が浮かび上がってくる
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投稿日:2012/06/17 |
アメリカの三代大統領トマス・ジェファソン。ジェファソンには、正妻の他に奴隷のサリーとの間に七人の子どもがいました。
ジェファソンの存命中からその噂はあったようです。政敵が流した噂なのか、スキャンダルなのか?
その噂はサリーの子孫がDNA鑑定をしたことで確定されました。
この本は、サリーの子孫が、ジェファソンとサリーの子孫の両方にインタビューによって構成されています。
事実を受け入れるようとする人、しない人、いろいろな立場から語られたインタビューを読むうちに、奴隷制度があったアメリカの人種問題がそのまま浮かび上がってくるような気がしました。
黒人として生きる、白人として生きる、自らのアイデンティティをどこに求めて生きて行くのか。
「ルーツ」というドラマがありましたが、正にルーツをたどる旅でした。
日本に住んでいると見えにくい問題ですが、知られざる歴史をまた一つ知った気がしました。
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エピソードがおもしろい
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投稿日:2012/06/17 |
小学一年生の時だったか、息子に読み聞かせをして最後まで読み聞かせできなかったので、いつかと思っていた本でした。
最近、岩波少年文庫を息子に読み聞かせする機会が多いので、難なく読み聞かせ終了。
そして、とても気に入った様子で、終わってからも「ホーマーくんもう一度読んで」と言ってきます。
表紙にもなっているドーナツ製造機のエピソードはとても印象に残りますし、実際私も子どもの頃に読んでこの話は覚えていました。
最初の泥棒のお話もスカンクのエピソードと共に印象の残りやすく覚えています。
ホーマーくんが、ラジオの部品を集めて組み立てるというところは、息子にとってはどうしてなのか?と思ったところのようです。今は完成品がとても安く変えるし、部品を集めて作るなんてことはないですもんね。
どのお話もおもしろく、息子が岩波少年文庫を自分から読むのはあまりないのですが、置いておけば自分で読みたくなった時に一人でも読んでくれそうな本だなあと思いました。
買っておいておこうと思います。
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