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フリージアスズラン

せんせい・40代・青森県

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フリージアスズランさんの声

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自信を持っておすすめしたい 冬そしてくまやともだち、くまがテーマでお勧めの作品  投稿日:2017/09/26
ぽちっと あかい おともだち
ぽちっと あかい おともだち 文: コーリン・アーヴェリス
絵: フィオーナ・ウッドコック
訳: 福本 友美子

出版社: 少年写真新聞社
おはなし会等の読物としても魅力的な作品ではないかなと思います。

主人公は真っ白なクマの「みき」。

「ぽちっとした赤が」と、くまの白と人間の少女の赤が対照的に描かれています。 

冬の雪の上で楽しく過ごす二人の姿は、まるで人間の子どもたちが友達と出逢った時、楽しく過ごす姿のようです。

幸せな時間を過ごした白クマの「みき」が、少女と別れた後、寂しさを感じるものの、やさしいお母さんのしろくまに会い、不安から、読者の側も圧倒的な安堵を抱きます。

1日過ごした出来事を伝えられないままお母さんくまの胸の中で抱きかかえられながら眠りにつく姿は、幸せな気持ちの中いるようで、見ているこちらも温かな気持ちになります。

作品に感情移入できる物語内容の展開も素敵ですが、絵が大きく見やすくて魅力的です。
メインテーマは冬だと思いますが、ともだち、くまなどがテーマのおはなし会でも活躍する作品ではないでしょうか。
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なかなかよいと思う 幼児に歌いながら読める絵本  投稿日:2017/09/26
どんぐりころころ おやまへかえるだいさくせん
どんぐりころころ おやまへかえるだいさくせん 作・絵: スギヤマ カナヨ
出版社: 赤ちゃんとママ社
お母さんが自分のお子さんに絵本を歌いながら読む時、「どんぐりころころ」の優しいメロディをページを広げるたびに、メロディに悩むことなく、リフレインする事が出来、聞いている子どもの側も自然と真似をして口に出して歌う事ができるかと思います。物語の結末は、ドングリがお山に帰る事が出来たというドングリの意志達成ではありませんが、木になる事で、人々と共に生きていくことになったという素敵な終わり方です。お池にはまったどんぐりはに待っていた出来事は、作中で水中の生き物たちの協力で地上へ登る事が出来たり、亀の甲羅の上に置かれたり、タヌキに食べられた後、また外に出てきたり、カラスにくわえられて空の上を飛んだり、少年(人間)のポケットに入れられる等さまざま破天荒な出来事に出くわすように描かれています。お子さんと歌いながら読むと楽しくなるお話かなぁと思います。
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自信を持っておすすめしたい 絶対にダメといわれると逆に注目してしまう凄さ  投稿日:2017/09/26
ぜったいに おしちゃダメ?
ぜったいに おしちゃダメ? 作: ビル・コッター
出版社: サンクチュアリ出版
最近では、北朝鮮からロケットが発射されています。

ボタンを押すことで何が起こるか、ということを予めさまざま想起させておくことで、この絵本の魅力は更に増すかと思います。

「絶対にダメ」と言われると、逆に意識してしまうというのが深層心理というもの。

なぜだめなのだろう?

ボタンを押してみたらどうなるのだろう?

興味はボタンに引き込まれ本の内容に集中します。

作中で登場人物が変化します。

同時に、絵本を揺り動かしたりすることで元に戻る事が出来る設定となっているので、おはなしかいで大活躍すること間違いなしです。

ちょっと気持ちを楽しく緩ませたい時に読みたい1冊です。
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自信を持っておすすめしたい 現代の100円で商品と価格の価値感を表現  投稿日:2017/09/26
100円たんけん
100円たんけん 文: 中川 ひろたか
絵: 岡本 よしろう

出版社: くもん出版
お母さんと一緒に買い物に出かけた少年がコンビニで100円分のお菓子を買ってもらおうとします。
100円均一へ行ってみるとさまざまなものが100円で買えるということを表記して、フライパンやサングラスをかけた少年がこれも100円という絵がユーモラスながら凄い時代になったものだと、改めて現代の100円というものに驚かされます。

昔は山の人と海の人が物々交換し、貨幣なしの生活だったけれど、現代はお金が出来たのだと少年はお母さんに教えられます。

物々交換した時代と、現代との違和感が、100円という事から沸き起こる事が凄いです。

その後も100円で買えるものはどれぐらいかとさまざまな所を旅してまわる親子は、駐車場でも土地(ある場所)によって100円で停車できる時間が違うことに気づきます。
土地というものにも、価格の違いがある事を100円のパーキングで指摘して見せてくれ、ふ〜むと考え込ませられ、注目させられます。

魚屋、肉屋、鮨屋、八百屋、パン屋、ケーキ屋と歩きまわると、買えるものが限られてきたり、ものすごく少なかったり、季節によって値段が違う事もに気付くように描かれています。

100円という事をテーマに、旅をした少年の感想は、楽しかったなぁと締めくくられています。

けれど、読んでいる私達には、楽しかった以上の「ためになった」、「考えさせられた」、「現代の貨幣価値はこういう感じなのか」等の充実したものが残る。

ぜひとも子どもたちに読ませたいと思う1冊ではないでしょうか。
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