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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

マドレーヌさん

ママ・30代・兵庫県、男の子7歳

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マドレーヌさんさんの声

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ふつうだと思う 「ぼくのなかにいる不思議な世界」  投稿日:2024/12/18
ぼくは
ぼくは 作: 藤野 可織
絵: 高畠 純

出版社: フレーベル館
この絵本を読んで、飲んだ牛乳や食べたパンが「ぼく」の一部になるという考え方に驚きました。「なくなっちゃったはずなのに、きみの中にいる」という言葉は、日常ではあまり意識しない不思議なつながりを教えてくれます。

娘も、絵本を読んだ後に「食べたパン、今お腹の中にいるの?」と不思議そうに質問してきました。その純粋な反応が微笑ましく、子どもの心に新しい世界の扉を開いたような気がしました。

この絵本は、芥川賞作家の藤野可織さんが初めて手がけた作品とのことですが、その物語はとてもシンプルでありながら深いメッセージを持っています。「大好きなものが消えても、自分の中で生き続ける」というテーマは、子どもにとっては新しい発見、大人にとってはどこか懐かしさを感じるものだと思いました。

また、高畠純さんのイラストは柔らかくユーモラスで、食べ物や飲み物がとても親しみやすく描かれています。その温かみのある絵が、物語のメッセージをさらに魅力的に伝えてくれました。

この絵本は、ただ読むだけでなく、読んだ後に「自分って何でできているの?」「この世界はどうつながっているの?」と考えるきっかけをくれます。子どもたちにとっては「世界のルール」を知る最初の一歩になるかもしれません。

親子で読むことで、日常の何気ない出来事を新しい視点で捉えられる一冊。この絵本を通して、子どもと一緒に「自分って不思議だね」「世界って面白いね」と感じられる時間を楽しめました。
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ふつうだと思う 「光がつくる、夜の物語」  投稿日:2024/12/18
かいちゅうでんとう
かいちゅうでんとう 作・絵: みやこし あきこ
出版社: 福音館書店
夜の部屋に懐中電灯を持って冒険に出かけるなんて、子ども心をくすぐるワクワクする体験ですよね。この絵本を読んで、私も子どもの頃、真っ暗な部屋で懐中電灯を使って遊んだ記憶がよみがえりました。光を壁に当てて影で犬やウサギを作ったり、部屋を照らして未知の場所を探検するような気分になったことを思い出します。

懐中電灯の光は、小さな丸いスポットを作り出して、普段見慣れた景色をまるで別世界のように感じさせてくれます。影が揺れたり、大きくなったり小さくなったりするのも不思議で楽しい!窓の外を照らすと光が細い筋になって遠くまで伸びていく。その光がどこまで届くのか、子どもたちはきっと夢中になって探求するでしょう。

また、この絵本では、色つきのビー玉を照らしたときに生まれる鮮やかな色の影や、光を動かして影が踊る様子など、懐中電灯を使った遊びがたくさん描かれています。それはまるで子どもたちに「光の魔法」を教えてくれるようなもの。みやこしあきこさんの木炭と鉛筆を使った重厚な暗闇の表現が、この物語にリアルな「夜」の空気感を与えていて、読みながら自分もその世界に入り込んでしまいました。

星空を眺めるシーンも、宇宙の壮大さと身近な光との対比が素敵でした。「星って何億光年も遠くにあるんだよ」と子どもたちに教えると、懐中電灯の光とはまた違った感動が広がるかもしれません。

この絵本を読むと、懐中電灯というシンプルな道具が、子どもたちの探求心や想像力をどれだけ膨らませるかがよくわかります。今夜、小さな探検家たちが懐中電灯を片手に新しい発見をする姿を想像するだけで心が温かくなります。光と影が生み出す不思議な世界を、親子で楽しんでほしい一冊です。
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なかなかよいと思う 発見する喜びを  投稿日:2024/12/12
かずあそび ウラパン・オコサ
かずあそび ウラパン・オコサ 作・絵: 谷川晃一
出版社: 童心社
谷川晃一さんの『かずあそび ウラパン・オコサ』は、まるで魔法のような絵本でした。1と2だけを使って数を数える「二進法」という不思議な方法を、子どもたちが遊び感覚で学んでいく物語です。最初は「何これ?」と思いながらページをめくっていましたが、規則に気づいた瞬間、私自身も思わず「ウラパン!」と声を出してしまいました。この絵本の中には、読み手だけが体験できる特別な楽しさが詰まっています。

何より感動したのは、子どもたちが新しいルールを発見して嬉しそうに「ウラパン!」や「オコサ!」と声をあげるシーンです。その無邪気な喜びがページを通して伝わってきて、こちらまで嬉しくなりました。数字というちょっと堅いテーマを扱いながらも、絵本の中では遊びと驚きが見事に融合していて、谷川さんの絵本作家としての才能を改めて感じました。

また、絵本全体のデザインやイラストにも注目です。谷川晃一さんらしい鮮やかな色使いとユーモラスな絵が、二進法という数学的な概念を親しみやすくしてくれています。数学が苦手な人でも、この絵本を通して「数って面白いかも」と思えるはずです。

最後に、この絵本は子どもだけでなく、大人にとっても発見の連続です。「数を数える」という当たり前の行為に、こんなにも新鮮な視点が隠されているなんて!谷川晃一さんが教えてくれるのは、ルールの中にある遊び心、そして発見の喜びです。

『かずあそび ウラパン・オコサ』は、子どもと一緒に読みたい絵本としても、また、大人が新しい発想に触れるためにも、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
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なかなかよいと思う ワニの歯の秘密  投稿日:2024/12/10
アランの歯はでっかいぞ こわーいぞ
アランの歯はでっかいぞ こわーいぞ 作: ジャーヴィス
訳: 青山 南

出版社: BL出版
『アランの歯はでっかいぞこわーいぞ』は、ジャービスによって描かれたユーモラスで色鮮やかな絵本です。この絵本では、こわーいワニのアランが登場し、ジャングルの中でみんなをこわがらせるために努力している様子が描かれています。アランは自分の歯や爪を磨き、うろこを光らせるなど、恐ろしさを引き出すために一生懸命になっています。しかし、実はその「こわさ」には意外な秘密が隠されていて、最終的にアランの歯が入れ歯であることが明かされるシーンには驚きがありました。

アランは、ジャングルで一番こわいワニとしてみんなに恐れられる存在です。ですが、読んでいくうちに、実はその恐ろしさはアラン自身が「作り上げている」ことがわかります。特に、アランが毎日10分かけて丁寧に歯を磨くシーンは、彼のこだわりや真面目さが伝わってきて、少し切ない気持ちにもなります。きっとアランは本当はみんなに恐れられることに、少し寂しさを感じていたのでしょう。

そして、アランの歯が入れ歯だとわかった瞬間、子どもたちはびっくり!でも、その驚きの中にも、どこかホッとするような安心感もあります。実は、アランは怖がらせることが生きがいだったけれど、彼の本当の気持ちはもっと違うところにあったのだろうということが伝わってきます。

この絵本は、ただの「こわいワニ」の話ではありません。アランの歯の秘密を通して、見た目だけでなく、その裏にある努力や気持ちに目を向ける大切さも教えてくれます。さらに、歯の大切さにも触れられており、子どもたちにとっては歯磨きの重要性を楽しく学べる内容です。

また、ジャービスの絵はとてもカラフルで、ポップな色使いが魅力的です。アランの大きな歯が目立ち、ユーモラスな表現が続く中で、少しずつアランの気持ちが変化していく様子が感じられます。この絵本を読んで、単に笑って終わるのではなく、アランの心の変化に気づき、最後には温かい気持ちになれることがとても素敵です。

『アランの歯はでっかいぞこわーいぞ』は、ユーモアと驚き、そして心温まるメッセージが詰まった絵本で、子どもたちにも大人たちにも楽しんでもらえる一冊だと思います。
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なかなかよいと思う けん玉ブームの息子に  投稿日:2024/12/09
けんだましょうぶ
けんだましょうぶ 著・絵: にしひら あかね
出版社: 福音館書店
最近、小学校でけん玉がブームになっている息子が、この絵本『けんだましょうぶ』に魅了された様子を見て、私も心温まる思いを抱きました。この絵本は、子どもたちにとって親しみやすいけん玉をテーマにしており、また、ユニークなキャラクターたちが登場することで、単なる遊びの枠を超えて想像力をかき立ててくれる作品です。

特に印象的だったのは、息子がけん玉を通じて、たぬきやキツネ、魔女、天狗といった異世界のキャラクターたちと一緒に遊びたいという気持ちを素直に表現していた点です。現実の世界では話すことができないこれらのキャラクターたちですが、けん玉を通じて友情を育んだり、一緒に競争したりできたら、どれほど楽しいだろうと想像するその気持ちが伝わってきました。

絵本の中で、これらのキャラクターたちがどのようにけん玉を使って遊ぶのか、そしてその遊びがどのように絆を深めていくのかを楽しみにしながら読み進めることができました。また、けん玉という日本の伝統的な遊びがテーマであることも、親として嬉しく感じました。息子がけん玉に夢中になりながら、ただ遊びを楽しむだけでなく、物語の中で友情や協力の大切さを学んでいる様子が想像できました。

この絵本は、子どもたちの創造力やコミュニケーション能力を育む素晴らしい教材でもあり、親子で一緒に読んで楽しむことができる一冊だと思います。息子がけん玉を使って物語の中のキャラクターたちと対戦する場面を夢見て、ますますけん玉の練習に励む姿が目に浮かびました。
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なかなかよいと思う ペットが石!?  投稿日:2024/12/09
わたしの ペットは まんまるいし
わたしの ペットは まんまるいし 作: スティーブン W. マーティン
絵: サマンサ・コッテリル
訳: 久保 陽子

出版社: ポプラ社
『わたしのペットはまんまるいし』
原作タイトル:『What Pet Should I Get ?』

思わず「ペットが石!?」と驚く、ユニークで心温まる一冊。
表紙には、赤のギンガムチェックのワンピースとベレー帽をかぶった女の子、シャーロットが登場。彼女が抱えているのは、なんと「まんまるいし」!ペットを飼いたいと願っていたシャーロットに、誕生日プレゼントとして贈られたのは、期待していた猫や犬、小鳥ではなく、ただの石。石は抱きしめたり遊んだり、野菜を食べさせたりすることはできませんが、シャーロットはその石を本物のペットのように愛し、もし石が彼女を愛してくれるなら…と考えるようになります。

本書は、2021年の全国学校図書館・協議会による第53回夏休みの本(緑陰図書)に選定され、多くの子どもたちに親しまれています。ユーモラスで心温まる物語は、ペットへの愛情や期待がどのように形を変えるかを描いており、子どもたちに想像力と優しさを育んでくれます。

表紙からはわからないかもしれませんが、この絵本は恐竜好きな男の子にもぴったり! シャーロットと一緒に、ちょっぴり奇想天外なペットとの冒険を楽しんでください。ユニークで楽しい内容は、どんな読者にも楽しんでもらえることでしょう。
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なかなかよいと思う 絵本を開くたびに新たな発見  投稿日:2024/12/09
サカサあそび オカのカオ
サカサあそび オカのカオ 作: 谷川晃一
出版社: 童心社
『オカのカオ』は、谷川晃一さんが手がけた逆さ絵の絵本です。谷川晃一さんは画家、エッセイスト、美術評論家、そして絵本作家としても知られる人物で、その作品には深い感性と遊び心が込められています。残念ながら2024年3月に亡くなられているようですが、この絵本はユニークで楽しい一冊です。

絵本を開くと、まずその特徴的な逆さ絵に驚かされます。ページを回すと、同じ絵が逆さになることで、全く違ったものに見えるという仕掛けが施されています。子どもたちは、この逆さ絵の面白さに夢中になり、何度も絵本を回しては笑いながら楽しんでいました。ページをめくる度に新しい発見があり、子どもたちの好奇心を存分に引き出してくれます。

谷川晃一さんならではの独創的なアプローチと、視覚的な遊びが詰まったこの絵本は、ただ読むだけでなく、子どもたちが絵本と遊びながら学ぶことができる素晴らしい作品です。逆さ絵を通じて、視点を変えることの面白さや、物事を新しい角度で見ることの楽しさを教えてくれます。子どもたちの笑顔が絶えない、心温まる時間を提供してくれる絵本です。

谷川晃一さんの死去後も、彼の絵本はその豊かな感性と共に、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。この絵本も、その一つとして、未来の世代に語り継がれていく価値のある作品だと思います。
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なかなかよいと思う ゲラゲラ笑える  投稿日:2024/12/09
たまたま たまご
たまたま たまご 文: 内田 麟太郎
絵: 北村 裕花

出版社: 文研出版
『たまたまたまご』は、内田麟太郎さんが文章を、北村裕花さんが絵を描かれた絵本です。全国学校図書館協議会選定図書にも選ばれていて、きっと多くの子どもたちに愛されている作品だと思います。

この絵本の物語は、森の中でゴリラが見つけた大きな卵から始まります。ゴリラはその卵を見て、「中から何が生まれるんだろう?」とワクワクしながら想像を膨らませます。ダチョウ? ゾウ? それともきょうりゅうだったらどうしよう?と、どんどん面白い想像が広がっていきます。その過程で子どもたちも一緒にドキドキワクワクしながら読んでいくことができると思います。

そして、卵にヒビが入る瞬間! その瞬間のドキドキ感や期待感は、まさに絵本ならではの魅力です。でも、いざ卵が割れてみると……中から出てきたのは、なんと意外な生き物! その意外性に、思わず子どもたちも大笑いしてしまうでしょう。

この絵本の魅力は、物語の面白さだけではありません。北村裕花さんの絵がとても可愛らしく、登場人物たちの表情が生き生きとしていて、見ているだけで楽しい気持ちになります。ゴリラのワクワクした顔や、卵が割れる瞬間のドキドキ感を感じることができて、絵本を読みながらどんどん想像力が広がるような気がしました。

最後に、卵の中身に驚きながらも、心温まる結末を迎えるこの絵本は、子どもたちに「何が出てくるかな?」という好奇心をかき立て、思わず笑顔になれる素敵なお話です。読んだ後には、きっとみんなで「次は何が出てくるかな?」と、また別の楽しい冒険が待っているような気持ちになることでしょう。
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なかなかよいと思う 大人のための絵本かもしれませんね  投稿日:2024/09/29
いっぱい さんせーい!
いっぱい さんせーい! 作・絵: 宮西 達也
出版社: フレーベル館
『さんせーい!』の作者、宮西さんがあとがきで書かれているように、大人になるとなかなか使わなくなる言葉です。しかし、絵本に登場するオオカミのように「さんせーい」と素直に誰かの意見に賛同できることができれば、素敵な世界が広がるかもしれません。たとえ、何かを「さんせーい」した結果、失敗が待っていたとしても、みんなでそれを乗り越えようと頑張ることができる気がします。この絵本は、そんなポジティブな気持ちを思い出させてくれる一冊でした。
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ふつうだと思う 村人のようには・・・  投稿日:2024/09/28
せかいいちおいしいスープ
せかいいちおいしいスープ 作・絵: マーシャ・ブラウン
訳: こみや ゆう

出版社: 岩波書店
こみやゆうさんの翻訳本でしたので、手に取りました。「お金持ち」や「王様」という言葉を用いることで、村人が兵隊たちの手の中で踊らされている様子や、村人の愚かさが浮き彫りになっている絵本だと感じました。7歳の子どもは黙って聞いていましたが、どのように感じたのでしょうか。今の時代の価値観で昔話を評価することは、御法度かもしれません。しかし、こんな村人にはなってほしくないと、子どもの横顔を見ながら思いました。
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