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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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ちょうおもしろい

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あちゃねかん

ママ・30代・北海道、女の子6歳

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あちゃねかんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 読み聞かせの反応抜群!  投稿日:2023/04/08
どうぶつサーカスはじまるよ
どうぶつサーカスはじまるよ 作・絵: 西村 敏雄
出版社: 福音館書店
一対一での読み聞かせはもちろん、クラスでの読み聞かせにもおすすめの絵本です。

司会のあざらしが各動物の出し物を紹介していく形式なので、あざらしになりきって読めば臨場感も出やすく、「はくしゅをおねがいします」と台詞を読めば本当に子どもたちは拍手してくれます。

拍手で少し一体感が出たところで、「ざんねんなおしらせ」が…
とある動物にスポットライトが当たるのですが、この頃にはすっかりお客さんになりきっている子どもたちは手拍子と「だいがっしょう」、そして最後の大業に向けてのカウントダウンとひとしきり盛り上がって拍手喝采。
サーカスが終わった後には手を振っていたり拍手をしたりと、楽しそうな表情にこちらも安心です。

絵本の研修などで、あまり役になりきったり声色を変えたりしないと学びますが、こればかりはつい紙芝居かのように演じてしまいます。

西村敏雄さんの絵本はどれも読みやすくわかりやすく、とくに福音館で出している絵本はハズレがない印象です。
出だしから楽しいのにそこから一旦テンション下げてのピークへの盛り上がり…本当によくできた構成だと感動します。

何歳の子に読んだかの質問に4歳と回答していますが、2歳(先生達の盛り上げ補助あり笑)から小学校低学年まではいけました!参考までに。
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自信を持っておすすめしたい ページをめくるたびいちいち面白い  投稿日:2023/04/08
まてまてタクシー
まてまてタクシー 作: 西村 敏雄
出版社: 福音館書店
月刊誌で出た際に、クラスの子ども達の反応もよく印象に残っていた一冊です。

ハットさんがタクシーに忘れものをしてしまうのですが、忘れ物に気付いたときの一言が「わおっ!しまった!」と、だいぶでかめのリアクションでもう面白い。

そこから走ってタクシーを追いかけます。
徒歩vs車。

色々あって車を見失い、とぼとぼ帰るのですが
その表現も「とぼとぼ、とぼとぼ、とぼとぼ、とぼとぼ」ともうめちゃくちゃしょんぼりしてる!
4回も繰り返されるとぼとぼ!最高です。

最後はハッピーエンドで、おじさん2人が大好きなドーナツを食べてにっこにこです。最高です。

追いかけ方の笑える独特さと、繰り返しの文章やオノマトペによる読みやすさが混在する、大人も子どもも楽しい絵本です!

言葉自体が単純なので、繰り返し読むうちに2歳児の子が一緒に声を出してくれるようになるのも、この手の絵本の素晴らしさではないでしょうか。
さあ、みんなで一緒に「とぼとぼ…」ではなく、「まてまてタクシー!」
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自信を持っておすすめしたい 小さな冒険と溶けるような優しさの絵本  投稿日:2023/04/08
こねこのぴっち
こねこのぴっち 文・絵: ハンス・フィッシャー
訳: 石井 桃子

出版社: 岩波書店
いたずらばかりの兄弟を他所目に、「そんなこととはぜんぜんちがうこと」がしたかったぴっちはほかの動物になってみたいと歩き出します。
おんどりやあひる、うさぎの真似をしてみますが…。

ブレーメンなどでお馴染みのハンス・フィッシャーさんの絵がとても美しく可愛らしいです。
ぴっちがとにかくかわいい!!!

最終的に床に伏せてしまうぴっちを、優しいおばあさんや動物達が甲斐甲斐しくお世話をしてくれます。
めちゃくちゃ甘やかされます。
大きなベッドに寝かされる小さなぴっち、椅子に座る時にクッションを置かれているぴっち…。
もう一度言わせてください。
ぴっちが本当にかわいい!!!!

最終的にぴっちは、このおばあさんのいるところが1番いいということに気が付きますが、結局ぴっちはおばあさんの家の敷地から一歩も出ていないというのがポイントだと思いました。

また、終盤でぴっちのためのパーティが開かれますが、この言葉のないページの素晴らしさ、ぜひ見てみてください。
幼児向けの絵本にしては少し長いと感じるかもしれませんが、石井桃子さんの素晴らしい文章のおかげでとても読みやすいです。
淡々と、優しい声で読み進めるのにぴったりの絵本です。
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自信を持っておすすめしたい さすが福音館  投稿日:2023/04/04
おもちゃびょういん
おもちゃびょういん 作: かさのゆういち
出版社: 福音館書店
洗練された文章で、長いのにとても読みやすい!
読み聞かせをしていてひっかかる部分がない。
無駄に冗長な言い回しもありません。
さすが福音館です。

かさのゆういちさんの絵も見やすくわかりやすく大好きです。

内容は紹介のとおりですが、お気に入りのシーンをあげるならば、ロボットが入院になると聞いて「にゅういん!」と驚く男の子の様子や、持ち帰り自宅で治療を試み、その出来に満足する先生の姿でしょうか。
読んでいて微笑みの絶えない本当にあたたかいお話です。

月刊誌で出た当時から保管してあり、子が4歳を迎える頃に初めて読みきかせをしました。
子も気に入り、何度も読んでいました。

繰り返しになりますが、本当に文章が素晴らしい。
ハードカバーになっていないのが残念でなりません。
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自信を持っておすすめしたい 文体と絵がマッチしていて可愛さ倍増  投稿日:2023/04/04
おじいさんと10ぴきのおばけ
おじいさんと10ぴきのおばけ 作・絵: にしかわ おさむ
出版社: ひかりのくに
娘の進級祝いで園より贈られ、初めて読みました。

恥ずかしながらシリーズ化していることも知らず、正直なところ期待をせずに読みましたが、とても素敵な絵本でした。

文体といいますか、言い回しといいますか、どことなく海外絵本の和訳のような雰囲気があり、読んでいて小気味良いリズムが感じられます。
「?だよ。」などの文末も程よい割合で登場し、可愛らしさが増していました。
(不思議なことに同シリーズの他の絵本では文章の良さをそこまで感じず、なぜこの最初の絵本だけ?と思いシリーズ読破している最中です)

子どもの反応もよかったです!
10匹のおばけたちがそれぞれ違う動きや表情をしている様子が楽しいと感じたようで、こちらがページをめくる手を止めて1匹1匹注目して見ていました。
ホットケーキを作る最中のそれぞれのいたずらや、掃除のシーンでコウモリを追い立てる表情の可愛らしさが最高です。

また、意図されているかはわかりませんが1番上のおばけがお医者さんを呼びに行くシーンは、文章と絵の両方で「マドレーヌといぬ」を思い出しました。
1人勝手に感動した次第です。
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自信を持っておすすめしたい 映画を見たような満足感  投稿日:2023/04/04
まゆとかっぱ
まゆとかっぱ 作: 富安 陽子
絵: 降矢 なな

出版社: 福音館書店
洗練された文章と、説明不用の降谷ななさんの絵!
読み進めていると、一瞬ジブリ映画を見ているのかと錯覚するほどの感動があります。

「きたのおやまの…」という決まり文句から始まり、心地よい言葉のリズムと読み進めやすい言い回し。
現代の5歳には少し長いように感じる文章量ですが、読み手がノッてしまうほどの盛り上がりがある物語なので、あっという間に感じます。

降谷さんの絵も素晴らしく、迫力あるシーンの構図と淡々としたシーンの構図の対比、画面の端でさまざまな表情を見せるきつねの面白さなど、語り尽くせないほどの魅力があります。
裏表紙の見返し部分に描かれたちょっとした絵も忘れずに見せてあげてください!(どの絵本もそうですが)

子どももシリーズを気に入り、とくに「まゆとかっぱ」は繰り返し読んで楽しんでいました。
まゆのかわいさと力強さ、そしてかっぱがぞろぞろ出てくるシーンが好きなようです。
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