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かわゆいゆい

ママ・50代・東京都、女の子19歳

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かわゆいゆいさんの声

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自信を持っておすすめしたい 悲しいけれど...分かる気もする  投稿日:2012/02/01
島ひきおに
島ひきおに 作: 山下 明生
絵: 梶山 俊夫

出版社: 偕成社
一昨年は、「鬼は〜内!」と豆をまくおじいさんのお話。
去年は、「泣いた赤おに」と毎年節分の季節に何か鬼にまつわる
お話を読んできました。今年はこの「島ひきおに」

たった一人で生きている鬼は、鳥にも人にも遊んでもらえず
大あらしで流れついた漁師の苦肉のアドバイス
「島をひいてきたらいい」に喜び勇んで島を人の住む里に
引っ張ってきます。

鬼の恐ろしい姿を見て人々は恐れ慄き知恵を絞って
鬼を他の里へと追いやります。ついには「南の島に人と鬼が
楽しく暮らす島がある」と嘘までついて鬼を遠ざけます。

鬼の気持ちが手に取るように分かるから、悲しくて
切なくて、読んでいて泣きそうになりました。
なんて理不尽なんだろう、見た目だけで悪い鬼って
思っちゃ駄目だよね。とひとしきり子供と話しましたが
ふと考えました。

突然山の様な大きな鬼が「遊んでいけ」と野太い声で
言って現れたらそれはそれは怖いだろうと。
何があっても自分や家族を守ろうと必死になっている
人には鬼の気持ちを思いやるだけの余裕などない
弱さがある。

どうやったらそんな人と鬼が楽しく暮らしてゆけるの
だろうね。鬼も突然登場しないで少しづつ近づいてゆく
等のアピールをしていたら良かったかもと話し合いました。
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自信を持っておすすめしたい 昭和チックなところが素敵  投稿日:2012/01/24
ピヨピヨ ハッピーバースデー
ピヨピヨ ハッピーバースデー 作: 工藤 ノリコ
出版社: 佼成出版社
親子して大好きなピヨピヨシリーズの最新作。

やっと手元に来ました。
ドキドキしながら開いてみると先ずはケーキ屋さんで
沢山のお菓子、ケーキ等々で目を見張る我が子。
ひとつひとつのお菓子に感想を述べひとしきり話す
我が家の定番の読み進み。
そして、お父さんが子供たちの為に立ち寄るおもちゃ屋さんで
興奮したのは何を隠そうこの母でした。

ケーキ屋さんのたたずまいからして昭和チックな香りを
勝手に感じていたのですが、おもちゃ屋さんに陳列されている
おもちゃ達はまさに自分が子供の頃遊んだ、欲しかったおもちゃ達
ではありませんか!!! 子供がビックリするほど喜んでしまいました。

そしてお買い物から帰ったピヨピヨ達を待っていた
ママの愛情。お父さんからの心のこもったプレゼント。
本当にいつ読んでも微笑ましい家族の姿にうっとりしてしまいます。

みんな仲良く元気で大きくなってね。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 究極のおもてなし  投稿日:2012/01/24
くらげのりょかん
くらげのりょかん 作: やぎ たみこ
出版社: 教育画劇
キノコ狩りに出かけたおじいちゃんとたけちゃん。
道に迷って着いたところが「くらげりょかん」
同じ見た目の仲居さんがうようよいる風変りな
旅館は実は宇宙人がやっている旅館だった。

それだけでも掴みはばっちり面白い展開に目が離せません。
このお話の好きなところは、この旅館のおもてなしの心。
ただ奇想天外で面白いだけではないのです。
本気でおじいちゃんとたけちゃんに喜んで貰いたい。
楽しんで貰いたい、疲れをいやして欲しい...と
サービスしている姿がなんとも微笑ましいのです。

あーー、こんな旅館に行って癒されたいね〜と
親子で話しております。最後まで至れり尽くせりの
くらげりょかんを私達も読んで楽しみました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 金柿セレクションも楽しみです  投稿日:2012/01/22
幸せの絵本ー大人も子どももハッピーにしてくれる 絵本100選
幸せの絵本ー大人も子どももハッピーにしてくれる 絵本100選 編: 金柿 秀幸
出版社: SBクリエイティブ
絵本ナビに出会ってからこの本に出会いました。

絵本ナビという便利なサイトを通して
今まで沢山の絵本と出会い、子供と成長し、
一喜一憂させてもらいました。
そして絵本の感想を同サイトに寄せることで親子の関係を
再認識し、心の安らぎも同時に与えてもらうという
私にとってとても大切な存在になっています。

サイトを通じて私が活用している方法は
年齢別にお勧めしてある項目へ進みその中でも
皆さまの評価が高い作品の中から本を選ぶ。
子供の興味のある項目から絵本を選択する。
もちろん、皆さまの思いの丈がこもったその評価を
元に絵本と出会う事も私にはとても助かりますが
この本には少し違う楽しみがあります。

この本の作者の金柿さんは、どの様な本を選んだかです。
昔子供の頃親しんだ懐かしい絵本。
大分前から世に出ていた絵本なのに私は全然知らなくて
ほーっと感心させられた絵本。バラエティーに富んでいて
読んでいてとても楽しいです。数ある絵本たちの中から
これらの本を先ず選んだのはどうしてだろうと思いを
馳せたり、自分だったらどんな本を選択しただろう。
子供にはこれ、お友達にはこれを選ぼう。自分の子供だったら
どの本を選ぶかなと考えるのも素敵な時間です。

簡単な作品紹介にも、たっぷりの愛情が感じられ
皆さまのレビューを読む楽しみが盛り上がった所で
レビューを拝見すると本当に心温まる気がします。

絵本ナビも大好きですが、この本はコンピューターに
繋がなくても、どこでもいつでもその温かさを感じる
事が出来ます。この本を通じて出会ったその絵本も又、
私達親子に楽しい時間、素敵な思い出を与えてくれています。



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なかなかよいと思う おもしろいけどちょっと怖い  投稿日:2012/01/05
ふしぎな500のぼうし
ふしぎな500のぼうし 作・絵: ドクター・スース
訳: 渡辺 茂男

出版社: 偕成社
王様の命に従うべく帽子をぬぐけれど
脱いでも脱いでも新しい帽子が主人公の少年の頭に
のっている。誰もその訳は分からないし、際限なく
出てくるその帽子の不思議さに親子してお話に
グングン引き込まれていました。

ですが、いつまで経っても王様の希望通り帽子を取ることが
出来ない少年を、同じ年の頃の王様の甥っ子は軽々と
「首を取ってしまえばいい」と言い首切り役人の元へ
少年を連れていかせたり、首を切ることが出来なかったら
「城の塔の上から突き落とそう」と進んで進言するので
子供は怖くなってきた様子。寝る前に読んだので
怖い夢を見るのではないかと思うほど怖がりました。

昔話などの描写の中でよく怖いシーンがあったりしますが
こちらの作品はそういう所も併せ持っていて昔から
伝えられたお話の様に感じてしまいました。

怖がりのお子さんには、寝る前に読むのはお勧めしません。
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自信を持っておすすめしたい 女の子のワクワク感は万国共通  投稿日:2011/12/30
ソルビム お正月の晴れ着
ソルビム お正月の晴れ着 作・絵: ぺ・ヒョンジュ
訳: ピョン・キジャ

出版社: らんか社
なんて愛らしい絵本なのだろうか。
そう思ったのは真っ先にこの本を手に取った娘。
「可愛いー!!!」と手放しに喜び何度となく
読み返していました。

小さな体全体から晴れ着を着ることを喜ぶワクワク感が
溢れています。重ね着しているので一枚一枚袖を通すたびに
少女が大人びて成長していくようにも感じます。
韓国の晴れ着はTVで見たことはあってもこれだけ手の込んだ
衣装で、素敵なモノだとは知りませんでした。お母さんの
愛情たっぷりの手作りともなれば着る側の嬉しさも倍増。
一人で衣装をきちんと着てお母さんの前に出てきてくれたら
お母さんもさぞ嬉しいだろうなぁと思いました。

素敵な晴れ着を着てお正月のあいさつに行く少女を見て
「今年も着物を着て初詣に行くよね」と確認した娘の
気持ちをとても微笑ましく思えました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい いっぱしの七福神とお正月博士  投稿日:2011/12/30
七ふくじんとおしょうがつ
七ふくじんとおしょうがつ 作: 山末 やすえ
絵: 伊東美貴

出版社: 教育画劇
お正月の初夢に七福神の絵を枕元に入れると良いと
子供に話をしましたが、肝心の七福神の事はたいして
知らなかった私。

この本を借りてきました。大掃除でバタバタしている間
娘は一人でこの本を熟読。鏡餅を飾る時には鏡餅を飾る意味を
教えてくれ、お雑煮に入る具を用意している時にもいわれを
教えてくれました。「年神様が〜」と語り口も流暢にお正月を
迎えることをとても楽しそうに話してくれました。

七福神のお一人お一人がどこの国出身か書いてあるのが
娘にとってはツボだったようでしっかり覚えて説明してくれました。
(弁財天さんがインド、福禄寿が中国等々)

分かりやすく楽しくお正月を身近に感じられる絵本です。

参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい ここまでくると痛快  投稿日:2011/12/27
ヤナコッタさんのクリスマス
ヤナコッタさんのクリスマス 作: ジェイムズ・スティンヴンスン
訳: 常盤新平

出版社: 紀伊国屋書店
”STAY OUT” ”NOBODY HOME” ”GO AWAY”
(近づくな! 誰もいないぞ!あっちいけ!)

そこまでご近所さんやクリスマスを意味嫌うヤナコッタさん。
そのここまで言うか?と思うほどの相手に敵意がむき出したけど
憎めないしその徹底ぶりが面白い。

そんなヤナコッタさんを気にかける近所の子供達の
姿は微笑ましく、彼らの親切からきた最後には
親子して大笑いしました。テンポがなんとも言えず
いいんです。クリスマスはやっぱりほのぼのとして
過ごしたいですねと大笑いの後微笑ませてくれる絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 暖かいとクリスマスもこうちがう  投稿日:2011/12/27
みなみのしまのサンタクロース
みなみのしまのサンタクロース 作: 斉藤 洋
絵: 高畠 純

出版社: 佼成出版社
TVなどで南の島のクリスマスを見ていて
なんとものどかだなーと思っていました。

同じクリスマスイブなのに空気感が全然ちがう!!!
かたやあたたかくてまったりゆったりした感じ。
北のクリスマスのお話は雪交じりだったりして寒そう!

それだけでもちがうけれど、このお話の良さは
コアラとカンガルー。こんな素敵な助手達は
いないのでは?と思えるほど滑稽で可愛いです。
南の島のクリスマスも体験してみたいねと
リゾート気分に浸りながら親子でまったりして
しまいました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 知らなかったキラキラ  投稿日:2011/12/25
てではなそう きらきら
てではなそう きらきら 作: さとう けいこ
絵: さわだ としき

出版社: 小学館
明るい表紙と「キラキラ」の輝きに目が留まりました。

どんな絵本なんだろう。子供に読み聞かせる前にパラパラ。
これは手話で言う「キラキラ」と「キラキラしたもの」の
お話なんだと何故かどーーんと頭に響きました。そして
キラキラした輝かしい何かも目の前にキラキラした気がします。
その画力にも感動。

手話は結構ボディランゲージや、ゼスチャーと似たものが
多いですが、このキラキラの手話がキラキラだと
なんとなく分かっていても、拍手を意味するものだったなんて
知りませんでした。拍手は健聴者が一緒の場合どうするのかな?
その時はキラキラしないのかな? ろうあ者の方だけだど
キラキラの拍手をするのかな?親子で話したり、一緒に沢山
キラキラの拍手をならしました。今度手話サークルの方に
聞いてみよう等々沢山話をしました。

音の無いキラキラした拍手。そしてキラキラとしたその
光を絵本いっぱいに感じて幸せな気分になるパワーのある
絵本です。

巻末の手話での五十音も分かりやすく絵で描かれいて
子供にも見やすかったようです。
素敵な絵本です。
参考になりました。 0人

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