うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)
お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!
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絵本紹介
2023.08.10
8月も後半戦。さあ、読書感想文の本は決まりましたか? まだ本を読めていない、どの本を読んだらいいのか分からないという方に朗報です!
絵本・児童書出版社さんおすすめの小学校低学年向け絵本・児童書を集めました。
長い物語や文字ばかりの本を読み慣れていないお子さんには、全てのページに絵が載っている絵童話で、1冊を最後まで読む体験をして、自信をつけることからはじめましょう。宮沢賢治の作品や「ひろすけ童話」など少し長めの童話も絵本になっているので、100年以上前の物語をこの機会に触れてみるのもきっと良い経験となることでしょう。
読書感想文の書き方の記事もまとめてありますので、合わせてチェックして、今年の読書感想文を一緒に乗り切りましょう!
この書籍を作った人
〈1904-1989年〉佐賀県生まれ。毎日新聞記者を経て、絵本・写真・バレエの研究・評論に活躍。ヘレン・バンナーマン『ちびくろ・さんぼ』をはじめ、シド・ホフ『ちびっこ大せんしゅ』(大日本図書)など、児童書の翻訳を多数手がけた。
出版社からの内容紹介
ママのおなかにはあかちゃんがいます。まこは、もうすぐおねえちゃんになるのです。
いよいよ出産の日。あかちゃんがうまれてくるのを病院のいすでまっているうちに、まこはねむってしまいました。
……「まこ、まこ」
ねこのリリにおこされて目をあけると、まこはうすみどり色のあかるい森にいました。うんとちいさいころ、まこはここにいたことがあります。そう、ここはおかあさんのおなかのなか!
まことリリが森をぬけて野原にでると、ちいさいあかちゃんがねむっていました。これからうまれてくる、まこのいもうとです!
小学校1年生のまこの視点で、命の誕生をファンタジックに描きます。おねえさん、おにいさんになるお子さんにぴったりのお話です。
この書籍を作った人
1971年神奈川県生まれ。教育学部の美術科で日本画を学び、文具デザインの仕事を経て、書籍の挿画や絵本創作に携わる。著書に『くまくまちゃん』(ポプラ社)、『りすでんわ』(白泉社)、『くまのこのとしこし』『トコトコバス』(講談社)、『あめのひのくまちゃん』(アリス館)、『あら、そんなの!』(偕成社)など。絵を手がけた本に『あ、あ!』(ねこしおり・文/偕成社)、『月夜とめがね』(小川未明・作/あすなろ書房)などがある。
この書籍を作った人
1974 年広島県生まれ。画家。絵画、書籍の装画、文章、映像作品、絵本を発表している。主な著作に、絵本『ダーラナのひ』(偕成社)『ランベルマイユコーヒー店』(オクノ修 詩、 ミシマ社)『ぼくとたいようのふね』(BL 出版)など。趣味はりんごやいちじくなどの果樹栽培、ポストカード収集。コーヒー党の猫舌。本を読むのがすごく遅い。
出版社からの内容紹介
2人の紳士が山の中でたどり着いたのは一軒の西洋料理店、「山猫軒」。 お腹をすかせていた男たちはどんな料理が出てくるのか楽しみにしながら、扉に書かれた注文を受けていくのです。一体、扉の向こうには何があるのか!?ページをめくる度に現れる注文の数々に 興味をひかれずにはいられません!おなじみのこの名作にスズキコージによる不思議な雰囲気の絵が新しい風を吹き込みます。改めて読み返してみると、驚くほどえほんの中へ引き込まれていきます。
▼「宮沢賢治の絵本」シリーズ
【著者プロフィール】 スズキコージ 1948年静岡県生まれ。絵本や挿画のほか、イラストレータとしてポスター・壁画・舞台美術などでも活躍。絵本は「うみのカラオケ」(クレヨンハウス)「サルビルサ」(架空社)「ブレーメンのおんがくたい」(ミキハウス)ほか多数。「エンソくん きしゃにのる」(福音館書店)で小学館絵画賞、「ガラスめだまときんのつののやぎ」(福音館書店)と「やまのディスコ」(架空社)で絵本にっぽん賞、「おばけドライブ」(ビリケン出版)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。エッセイ「てのひらのほくろ村」(架空社)がある。
この書籍を作った人
1896年岩手県花巻市に生まれる。盛岡高等農林学校農芸化学科卒業。十代の頃から短歌を書き始め、その後、農業研究家、農村指導者として活動しつつ文芸の道を志ざし、詩・童話へとその領域を広げながら創作を続けた。生前に刊行された詩集に『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』がある。彼の作品の殆どは没後に高く評価され多数の作品が刊行された。また、何度も全集が刊行された。1933年に37歳で病没。主な作品に『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『ポラーノの広場』『注文の多い料理店』『どんぐりと山猫』『よだかの星』『雪渡り』『やまなし』『セロひきのゴーシュ』他多数。
この書籍を作った人
1948年静岡県生まれ。絵本や挿画のほか、イラストレーターとしてポスター・壁画・舞台美術などでも活躍。絵本に『あつさのせい?』(福音館書店)や『うみのカラオケ』(クレヨンハウス)ほか、多数。『エンソくん きしゃにのる』(福音館書店)で小学館絵画賞、『やまのディスコ』(架空社)で絵本にっぽん賞、『おばけドライブ』(ビリケン出版)で講談社出版文化賞を受賞。画集やエッセイ『てのひらのほくろ村』(架空社)も。
出版社からの内容紹介
「クラムボンはかぷかぷわらったよ」など不思議なフレーズが有名なこの作品。
蟹の兄弟が暮らす川底の世界が描かれています。
カワセミが魚を獲り、やまなしが落ちてくる…。
谷川の底でくりひろげられる生命の巡り。
教科書に掲載されるなど、宮沢賢治作品を代表する、珠玉の短編。
淡い色彩で蟹の暮らす川底の世界を美しく描き、読者を幻想的な世界へ連れて行ってくれます。
▼「宮沢賢治の絵本」シリーズ
【著者プロフィール】 川上 和生 1959年北海道生まれ。北海道デザイナー学院卒業。デザイン会社勤務を経て独立。雑誌、本の装丁、広告などで活躍中。絵本に「そだててあそぼう リンゴの絵本」(小池洋男/編 農文協)「山のごちそう どんぐりの木」(ゆのきようこ/文 理論社)などがある。東京イラストレーターズ・ソサエティ会員。