谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
絵本紹介
2024.03.07
3月は1年の中で、12月に続いて節目を感じる季節。我が子の卒業や進級、仕事の転勤や部署移動など身の周りでの変化を感じている人も多いのではないでしょうか。
なんとなく身辺が慌ただしく落ち着かないときは、そっと本棚からお気に入りの本を一冊取り出して、読んでみるのはいかがでしょう。それは、以前読んだことのある愛読書でも、新しく本棚にお迎えした本でもOK。ページをめくっているその瞬間だけは、外の喧騒を忘れ、物語世界にグッと没入する感覚が味わえるはずです。2024年3月に発売されたばかりの新刊絵本は、そんな新鮮な体験をプレゼントしてくれる作品ばかり。
「あのとき、こんなことがあったから、この絵本を買ったんだよなぁ……」とあとで懐かしく振り返るときのためにも、3月の新刊絵本を手に取ってみてくださいね。
出版社からの内容紹介
おどろきは、身近なところにある!植物観察家・鈴木純が、シロツメクサの美しさと不思議を紹介し、実態にせまる写真絵本。観察により気づきはおどろきを生み出す。この感動こそ、科学への第一歩です。知ることでどんどん好きになっていく、ともだちと話しているようにたのしめる1冊!
出版社からの内容紹介
22匹のねこちゃんがおどったり、さんぽにいったり、ゆめみたり。
オランダの人気絵本作家ミース・ファン・ハウトがクレヨンで描くカラフルな ねこたちの
動きや表情に思わず笑顔になります。
みんなでゴロニャーゴ! さあ、いっしょにあそぼーにゃ!
魚の絵で日常の気持ちや感情を表現した『どんなきもち?』に続く こころ絵本 第3弾!
この書籍を作った人
1962年オランダ南部のハペルトに生まれる。幼いころから父親がたくさんお話を聞かせてくれるという環境で育ち、自身も読書が大好きなだけではなく、絵を描くことに夢中になった。高校卒業後、デッサン、テキスタイル・アート、グラフィックデザインなどを学び、その後フリーのイラストレーター、デザイナーとして活躍する。本書および姉妹本の『ともだちになろう』(西村書店)は、子どもたちの感情に寄り添った新しい試みによる表現で、各国で高い評価を得ている。現在はオランダ北部にある小さな町ティナールロで夫と3人の子どもたちと暮らす。
この書籍を作った人
1978年神奈川県生まれ。東京学芸大学大学院修了。第37回日本児童文学者協会新人賞受賞。作品には絵本『おむすびにんじゃのおむすび ぽん』『おむすびにんじゃのおいしいごはん』(リーブル)、訳書に『ともだちになろう』『どんなきもち?』(西村書店)など。絵本や児童書を読み、味わうところから、さらに、それぞれが絵や詩や物語などの創作表現を楽しむことにつなげる「読み遊び」のワークショップ活動も大切にしている。
出版社からの内容紹介
みんなが行動することで、世界は変えられる。小さな革命をおこしつづけよう!これからの時代を担うみんなへの、アクションのすすめ。
出版社からの内容紹介
りんごころん。ぶどうぎゅっ。さくらんぼぷらーん。
あかちゃんの目がよろこぶ、色とりどりのくだものが大集合!
くだものの色、形、みずみずしさが、木版画でみごとに表現されています。
あかちゃんは「ころん」「ぎゅっ」などの擬態語・擬音語が大好きなので、色とりどりのくだものの絵を楽しみながら、ぜひリズミカルに語感豊かに読んであげてください。
この書籍を作った人
彦坂有紀(写真左) 彦坂木版工房の木版画家。 木版の素晴らしさを伝えるため、展示会や木版のワークショップを行う。2012年よりイラストレーターとして活動を始め、食品のパッケージや広告、雑貨のイラスト、絵本などで幅広く活動中。 絵本に『パン どうぞ』(講談社)や『おもち』(福音館書店)、『どうぶつクッキー』(学研プラス)などがある。
この書籍を作った人
もりといずみ(写真右) 彦坂木版工房のクリエイティブディレクター、彫師。 彦坂有紀の描いた木版を基に食品のパッケージ、広告などあらゆるデザインや監修を行う。彦坂木版工房主催の展示会や木版ワークショップなどのイベントの企画も行う。絵本に『パン どうぞ』(講談社)や『おもち』(福音館書店)、『どうぶつクッキー』(学研プラス)などがある。
出版社からの内容紹介
絵本『ころちゃんはだんごむし』、『かわいいむしのパズル だんごむし』(12ピース)のセットです。進級のお祝いや誕生日などでのプレゼントに最適です。
*サイズ:絵本・パズルともに18.7×21cm
*透明OPP袋で絵本とパズルをあわせて包装いたします。透明OPP袋で保護しますため、絵本カバーは付属しません。
この書籍を作った人
1941年、京都府生まれ。東京農業大学大学院修了(農学博士)。多摩動物公園昆虫飼育係長、東洋大学非常勤講師などを歴任。子どもの科学を取り扱った、テレビ番組の相談回答者としても活躍。主な著書に、「かわいいむしのえほん」シリーズ、「かわいいいきもののえほん」シリーズ(ともに、童心社)、『ありのごちそう』『虫のひげ』(ともに、新日本出版社)などがある。
この書籍を作った人
1948年、東京都生まれ。主な作品として、絵本に「パオちゃん」シリーズ、「10ぴきのかえる」シリーズ(ともにPHP研究所)、『ころちゃんはだんごむし』をはじめとする「かわいいむしのえほん」シリーズ(童心社)、紙芝居に「コッコおばさん」シリーズ(童心社)などがある。
出版社からの内容紹介
2024年大河ドラマ『光る君へ』の主人公・紫式部が書いた『源氏物語』。
その主人公・光源氏の生涯が「伝記風まんが」に!
「光る君」とよばれるほど美しく才能に恵まれた光源氏。
しかし幼いころに母を亡くし、帝の子でありながら、臣籍に降下させられます。
継母である藤壺の宮に恋をしながらも、葵の上と結婚しますが、うまくいきません。
また藤壺の宮によく似た少女・若紫にひかれ、ひきとることにします。
その後も六条御息所や朧月夜、明石の君らと出会い、多くの恋を経験します。
かずかずの恋をしながらも、ひとりひとりを愛し、また愛されることを望んだ光源氏。
千年の時をこえ、多くの人びとに愛される『源氏物語』の魅力を、美しいまんがで、わかりやすく楽しめる1冊に――。
【世界の伝記NEXT 名作主人公編って?】
小学生のうちに知っておきたい世界的名作物語を読む入り口として、その主人公の生涯をわかりやすくえがいた学習まんがです。
名作の時代背景や作者が物語に込めた思いを知ることができます。
【本書の特長】
●まんがだから読みやすく、わかりやすい!
●すべてふりがな付きなので、小学校低学年から楽しく読める!
●『源氏物語』のことがより分かるようになるQ&Aなど、記事ページも充実!
【もくじより】
登場人物紹介
光源氏ってどんな人?
若紫との出会い
葵の上の死と須磨退去
須磨から帰京まで
明石の姫君誕生、そして……
9つの質問でわかる! 『源氏物語』ってこんなお話
年立
『源氏物語』のことがよりわかる資料を紹介! もっと知りたい!『源氏物語』の世界