絵本紹介
2024.08.13
夏になると全国各地で開催される「恐竜博」と「昆虫展」。どちらも子どもたちが目を輝かせながら会場を回る人気イベントです。絵本の中でも、恐竜と昆虫の絵本に注目が集まるのは、やっぱり夏。
十数メートルもある恐竜と、数センチの昆虫がこんなにも子どもたちの心をとらえて離さないのは、一体なぜなのでしょうか……。
姿かたちが人間とは大きく異なるから? まだ解明されていない謎があることによるロマン?
その答えはすぐには出ないかもしれませんが、細かいことは気にせず、迫力満点、パワーあふれる恐竜絵本と昆虫絵本を開いてみてはいかがでしょう。夏の熱気がさらに増し、血がたぎるようなワクワクを感じるはず。そんな真夏の体験ができる恐竜&昆虫絵本をご紹介します。
出版社からの内容紹介
動物に似ているけれど、実は恐竜だった!? 身近な動物と恐竜の共通点を発見した子どもたちの目がきらきら輝きます。
キリンとブラキオサウルス、サイとトリケラトプス、ライオンと……? 子どもたちに人気のスター恐竜のスターが勢揃い。ページをめくるワクワクを味わえます。
お誕生日やクリスマスプレゼントにもぴったり!
この書籍を作った人
夜の路上で、大人に絵本を読み始めた、聞かせ屋。親子読み聞かせ、絵本講座、保育者研修会で全国を駆け巡る。絵本の文章、翻訳も手がける。元保育士で一児の父。作品に「どうぶつしんちょうそくてい」「おっぱいごりら」(アリス館)「まいごのたまご」(角川書店)など。
出版社からの内容紹介
迫力のスケール感で73種の恐竜が登場!
とつぜん現代にあらわれた恐竜たち。
ぐがーっ
どったん ばったん
どったん ばったん
擬音絵本としても、恐竜図鑑としても楽しめる1冊です。
この書籍を作った人
僕にとって、絵本をつくるということは「あ!いいな」の気分が形にできるかどうかということです。だから、きょうも「いい気分」を探しています。1955年東京生まれ。セツ・モードセミナー研究科卒。グラフィック・デザイナー、イラストレーター。初の絵本作品は『おとうさんびっくり』(絵本館)。他に月刊漫画「ガロ」に描いた漫画を絵本化した『さがしものはネコ』(架空社)、主婦の友あかちゃんえほんシリーズ『みつけたよ!』『まあだだよ!』(主婦の友社)、『ばけれんぼ』(PHP研究所)、『まよなかのほいくえん』(いとうみく/文 WEB出版)、妖怪絵本シリーズ『妖怪横丁』『妖怪遊園地』『妖怪温泉』『妖怪食堂』(絵本館)など。
出版社からの内容紹介
何かといいわけが多いたかしくん。
すると、なんということでしょう!
たかしくんの体に異変が...。
してはいけないと思っていても、ついついしちゃうのが、いいわけ。
みなさん!いいわけには、くれぐれもご注意くだサウルスー!
おおなり修司&丸山誠司のコンビがおおくりする『だるまなんだ』『アルパカパカパカやってきて』につぐ、必笑第三弾『いいわけサウルス』3月発売!!
この書籍を作った人
1959年 広島県福山市生まれ。『だるまなんだ』(絵/丸山誠司・絵本館)で絵本作家デビュー。大成修司で俳優、ナレーターとしても活動中。
この書籍を作った人
1968年岐阜県生まれ。愛知県育ち。大阪府立大学経済学部、MASA MODE ACADEMY OF ART卒業。主な受賞歴:日仏会館ポスター原画入賞、HBファイルコンペ藤枝リュウジ大賞、東京イラストレーターズソサエティ公募プロ部門銅賞など。TIS会員。主な絵本作品:『にんじゃサンタ』『おこさまランチランド』(ともにPHP研究所)『ふじさんです』(教育画劇)。
出版社からの内容紹介
今日は、はるとくん憧れの恐竜島へ旅行に行く日。
翼竜の飛行機・ケツァルコアトルス号へ乗って出発です!
恐竜島へ到着すると、さいしょに向かったのは『デボンかいひんこうえん』です。エラスモサウルス、アノマロカリス、サンヨウチュウ、ダンクルオステウス……海の中には色々な時代の生き物が泳いでいます。つぎは、『おおむかししょくどう』で腹ごしらえ。アンモナイトの刺身、ゆでたウミサソリ……珍しい食べ物がいっぱいです。
そして、いよいよアンキロサウルスバスに乗って、恐竜サファリパークツアーへ出発! ズシンズシン……巨大なフタロンコサウルスが地響きを立ててあるいていたり、ザッパーン! とスピノサウルスが大きな水しぶきをあげていたり……はるとくんは、バスの中から目を輝かせて見つめています。
しばらくすると、一頭のティラノサウルスがバスに近づいてきました。獲物をねらうかのような勢いにバスの中が静まりかえります。つぎの瞬間……!?
臨場感たっぷりの大迫力恐竜島ツアー!
精緻に描かれた恐竜たちの姿に、思わずドキッとすることも。没入感高まる、読み聞かせにもぴったりの1冊!
この書籍を作った人
1982年生まれ、東京都在住。主な作品に『恐竜バス』『昆虫電車』( 以上、永岡書店)、『地球のあゆみえほん 46億年のれきし』(PHP研究所)などがある。絵本、イラスト、3DCGなどの分野で活動中。専門学校講師。
出版社からの内容紹介
ティラノサウルスの腕が短いのは、なんでだろう?
恐竜は、どんな色やどんなもようをしていたのかな?
世界には、わかっているようでわかっていないことがいっぱい。
「?」を「!」にするための第一歩は、「もしかして〇〇だから?」と自由な発想で仮説を立て、検証することから始まります。
本書は、国立科学博物館の恐竜研究者と一緒に作った、これからの予測不可能な時代を生きる子供たちに必要な「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本です。
この書籍を作った人
1983年生まれ。九州大学大学院修了後、電通入社。コピーライター/CMプランナーとして数多くの企業/商品ブランディングを担当。2013年に野生動物研究者の双子の姉と「まもろうPROJECT ユキヒョウ」を設立し生息地での保全活動を開始。その経験から2020年に「DENTSU生態系LAB」を立ち上げ、生態系保全を起点としたコミュニケーションを行っている。
この書籍を作った人
1979年生まれ。東京藝術大学大学院修了後、電通入社。デザイナー/アートディレクターとして多数の企業・商品の広告やブランディング、デザインに携わる。仕事の傍ら個人での作家活動も行い、イラストやデザインなどの作品も制作している。2020年から「DENTSU生態系LAB」に参加。
出版社からの内容紹介
化石の発掘現場で、なにか怪しい気配が? なぞの閃光が走り、周囲の化石が揺れ動きだした!! 発掘現場にいたはずなのに、気がつくとキミたちがいたのは、恐竜が群れをなし闊歩している草原。いったいここはどこ? もとの場所にもどれる? めいろや、だまし絵、隠し絵、錯視、絵さがし、まちがいさがしなどで遊びながら、恐竜が生きている草原、砂漠、川、海、空などを進もう! 恐竜の豆知識コラム付き!
出版社からの内容紹介
子どもたちに人気のカブトムシは、他の昆虫と闘っても勝つことが多く、雑木林の王様といわれています。本書では、カブトムシの強さの秘密を探りながら、その生態を鮮明な写真でみていきます。巻末ではカブトムシの見つけ方や原寸大の写真も掲載。
出版社からの内容紹介
カブトムシ、トンボ、バッタ、チョウなど身近に生息する26種の昆虫を、実物の大きさを示しながら丁寧に紹介します。
まず目を奪うのは、繊細なタッチで描かれた昆虫のイラスト。自然がデザインする生きものの素晴らしさを、見事に表現しています。
そして、作者の幼い頃の体験をもとに書かれた文章もとても魅力的です。すべて手描きの文字は、お兄さんの絵日記のよう。子どもたちと一緒に虫とりに行くような目線で、昆虫たちの生態を優しく語りかけます。
生きものへの思いやりがあふれ、図鑑や写真集とは違った楽しさに満ちた作品になりました。
この書籍を作った人
(戸田幸四郎 1931年−2011年)山形県尾花沢市生まれ。都市計画から店舗デザイン、グラフィックまであらゆるデザインを仕事とする。51歳の時、デザイナーから絵本作家に転向。80歳で亡くなるまで42作品を発表。そのどれもがロングセラーとなる。絵はもちろん、ひらがなまで全てをデザインした『あいうえおえほん』は累計100万部を超え、日本の知育絵本の草分けと評されている。他にも宮沢賢治・太宰治などの文に重厚な絵を描いた名作絵本集や環境をテーマにした創作絵本集など出版。静岡県熱海市には自身が建築デザインから手がけた戸田幸四郎絵本美術館がある。
出版社からの内容紹介
昆虫のすごいパワーをみなさんは知っていますか? 昆虫は地球にとって、なくてはならない生き物です。昆虫がいないと、草にも木にも花は咲かず、実もみのらず、食べるものが何もなくなってしまいます。花粉をはこぶだけではありません。土をたがやし、不要なものをかたづけ、病原菌がふえるのを防ぎます。人間のために、薬になったり、食べ物になったりもします。絶滅の危険がせまるなか、この小さな働きものたちを守るため、わたしたちに何ができるのか提案します。