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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  絵本紹介  >  春休みに読みたい名作絵本・児童書(2025年3月 新刊&おすすめ絵本)

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2025年3月 新刊&おすすめ絵本

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年に3回ある長期休みの中でも、春休みは子どもたちにとって特別かもしれません。卒園・卒業での慣れ親しんだ仲間たちとの別れ、入園・入学で訪れる環境の変化や新たな出会い。進級ではクラス替えがあったりと、寂しさや不安や期待や喜び、さまざまな感情の体験が凝縮される時期。ちょっと疲れてしまう、そんな時こそ現実逃避、物語の世界に没入してみませんか。

小さい頃に親しんだプリンセスの物語もバーナデット・ワッツによる挿絵で味わえば別世界に。『白雪姫 グリム童話』は今春公開のディズニー映画とあわせて楽しむのもおすすめです。初めて手に取る人も何度目かで読む人にも新たな感動を与えてくれる不朽の名作『赤毛のアン』。ご紹介するのは読みやすい新訳の完訳愛蔵版になっています。低学年より下の子どもたちには小さな童話集『おはなしぽっちり はる』を。もりやまみやこさん&とよたかずひこさんによる人気シリーズです。
スズキコージさん、酒井駒子さんなど見応えあるイラストが魅力の本も顔を揃えました。

緊張した心がふっとゆるむ。不安で揺れる気持ちに温かな日差しがさす。絵本や児童書が、きっと子どもたちの春休みにやさしく寄り添ってくれるでしょう。

今春、ディズニー映画が公開!愛され続けるプリンセスの物語にバーナデット・ワッツの色彩豊かなパステル画が美しい『白雪姫 グリム童話』

この書籍を作った人

バーナデット・ワッツ

バーナデット・ワッツ (Bernadette Watts)

1942年、イギリスに生まれる。父親は建築家、母親は舞台装飾家という恵まれた家庭で育つ。幼い頃から絵が好きで、絵を描くこと、お話をつくることは彼女の楽しみで、4歳のときにビアトリクス・ポターの影響を受けてつくった初めての本は現在も残っている。ケント州のメイドストーン美術学校で学び、絵本作家のブライアン・ワイルドスミスに師事した。これまでに、グリムやアンデルセン童話の挿絵を中心に最近は創作絵本も手がける。イギリス・ケント州在住。

この書籍を作った人

佐々木 田鶴子

佐々木 田鶴子 (ささきたづこ)

神奈川県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、ドイツに6年あまり滞在し、ミュンヘン国際児童図書館日本語部門の設立にたずさわる。帰国後、ドイツ児童文学や絵本の翻訳家として活躍。おもな翻訳書に『はっぱをつかまえて!』(ほるぷ出版)、『グリム童話集』(岩波少年文庫)、『おばあちゃんがいなくなっても・・・』『わたしの足は車いす』(以上、あかね書房)など。

4月からEテレでアニメ放送が開始!永遠の名作をカナダ出身イラストレーターの美しい挿絵と読みやすい新訳で楽しめる愛蔵版『赤毛のアン』

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西田 佳子

西田 佳子 (にしだよしこ)

翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業。東京都武蔵野市在住。主な訳書に、クロンビー「警視シリーズ」(講談社)、モンゴメリ『赤毛のアン』(西村書店)、プリーストリー『ホートン・ミア館の怖い話』(理論社)、『わたしはマララ』(共訳・学研プラス)、『マララさん こんにちは』『マララの物語』『すごいね! みんなの通学路』『私はどこで 生きていけばいいの?』『赤毛のアン』『小公子セドリック』『ファング一家の奇想天外な謎めいた生活』(以上、西村書店)など。

ぽっちりの時間で読める四季折々の小さな童話が9篇。もりやまみやこさん&とよたかずひこさんが贈るシリーズ、春のおはなし『おはなしぽっちり はる』

「おはなしぽっちり」シリーズ

この書籍を作った人

もりやま みやこ

もりやま みやこ (もりやまみやこ)

1929年東京都生まれ。広告会社でコピーライターとして活躍後、童話の創作をはじめる。『きいろいばけつ』『つりばしゆらゆら』などの「きつねのこ」シリーズ(あかね書房)で路傍の石幼少年文学賞、『あしたもよかった』(小峰書店)で小学館文学賞、『まねやのオイラ旅ねこ道中』(講談社)で野間児童文芸賞、『パンやのくまちゃん』(あかね書房)でひろすけ童話賞を受賞。作品に『こうさぎのあいうえお』『おさらのぞうさん』『ぶたのモモコはバレリーナ』『バスがくるまで』(小峰書店)など多数ある。

この書籍を作った人

とよた かずひこ

とよた かずひこ (とよたかずひこ)

1947年宮城県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。主な絵本に『でんしゃにのって』などの「うららちゃんののりものえほん」シリーズ、『バルボンさんのおでかけ』などの「ワニのバルボン」シリーズ、『ブップーバス』などの「あかちゃんのりものえほん」シリーズ(以上アリス館)、『やまのおふろ』などの「ぽかぽかおふろ」シリーズ(ひさかたチャイルド)、『どんどこ ももんちゃん』[第7回日本絵本賞]などの「ももんちゃん あそぼう」シリーズ、『おにぎりくんがね‥』などの「おいしいともだち」シリーズ(以上童心社)がある。紙芝居に『でんしゃがくるよ』『もみもみおいしゃさん』『ぞうさんきかんしゃ ぽっぽっぽっ』[第56回高橋五山賞](以上童心社)などがある。

拾ったわらじを次々に交換するあねさまぎつねの結末は?色彩鮮やかなスズキコージさんの絵、リズミカルで親しみやすいロシアの昔話『英日CD付き英語絵本 わらじをひろったきつね The vixen who found a bark sandal』

「英日CD付 英語絵本」シリーズ

この書籍を作った人

スズキ コージ

スズキ コージ (すずきこーじ)

1948年静岡県生まれ。絵本や挿画のほか、イラストレーターとしてポスター・壁画・舞台美術などでも活躍。絵本に『あつさのせい?』(福音館書店)や『うみのカラオケ』(クレヨンハウス)ほか、多数。『エンソくん きしゃにのる』(福音館書店)で小学館絵画賞、『やまのディスコ』(架空社)で絵本にっぽん賞、『おばけドライブ』(ビリケン出版)で講談社出版文化賞を受賞。画集やエッセイ『てのひらのほくろ村』(架空社)も。

紀元前4000年の太古の世界。カミナリ星の落下で焼失した森を蘇らせることはできるのかーー10年ぶりに登場したシリーズ続編『クロニクル千古の闇(8) 皮はぐ者』

  • クロニクル千古の闇(8)  皮はぐ者

    出版社からの内容紹介

    紀元前4000年の太古の世界。巨大なカミナリ星が落ち、森のほとんどが焼失してしまう。混乱の中、皮ハガシという恐ろしいものが徘徊しているという噂が流れる。トラク、レン、ウルフ、それにワタリガラス族の魔導師ダークは、光をとりもどす儀式をおこなうため、困難なミッションに挑む。森はふたたびよみがえるのか? 皮ハガシの正体とは?――10年の時を経て続編が発表された「クロニクル千古の闇」シリーズの第8巻。

「クロニクル 千古の闇 」シリーズ

この書籍を作った人

さくま ゆみこ

さくま ゆみこ (さくまゆみこ)

東京生まれ。出版社勤務を経て、翻訳家・編集となる。JBBY会長、「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表。青山学院女子短期大学教授。著書に『エンザロ村のかまど』(福音館書店)、『どうしてアフリカ? どうして図書館?』(あかね書房)など。アフリカ系アメリカ人を主人公にした絵本の翻訳に『ローザ』『わたしには夢がある』『つぼつくりのデイブ』『かあさんをまつふゆ』『むこうがわのあのこ』『川のうた』『リンカーンとダグラス』(以上光村教育図書)、『ひとりひとりのやさしさ』(BL出版)、『きみたちにおくるうた』(明石書店)、『イライジャの天使』(晶文社)、『ふれ、ふれ、あめ!』『ぼくのものがたり あなたのものがたり』(以上岩崎書店)、『じゆうをめざして』(ほるぷ出版)などがある。翻訳で産経児童出版文化賞、日本絵本賞、ゲスナー賞などを受賞している。訳書に『ゆき』『シャーロットのおくりもの』(ともにあすなろ書房)、『くらやみのなかのゆめ』(小学館)、『ひとりひとりのやさしさ』『やくそく』(ともにBL出版)など多数。

この書籍を作った人

酒井 駒子

酒井 駒子 (さかいこまこ)

兵庫県生まれ。『ゆきがやんだら』(学研)はオランダで銀の石筆賞を受賞。『きつねのかみさま』(ポプラ社・作:あまんきみこ)で日本絵本賞。『金曜日の砂糖ちゃん』(偕成社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌賞。『ぼく おかあさんのこと...』(文溪堂)では、フランスでPITCHOU賞、オランダで銀の石筆賞を受賞。絵本に『よるくま』(偕成社)、『ロンパーちゃんとふうせん』(白泉社)など多数。

動画公開中

文/竹原雅子
編集/木村春子

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