2013.08.28
ワークショップの模様をお伝えします。
東北でSLが復活する!そんな嬉しい情報とともに発足されたのが、みんなでつくる!「SLえほん制作プロジェクト」。アイディアコンテストの受賞者も決まり、今回は子ども達と絵本作家・石井聖岳さんのお絵かきワークショップの模様をお伝えいたします。
◎前日は記録的豪雨! 当日はピッカピカの快晴!
8月9日(金)連日の猛暑の東京を後にし、岩手県盛岡市へ到着した石井聖岳さん&絵本ナビスタッフの目の前に広がっていたのはあいにくの雨…。
夜になっても回復しない天候に、「僕、雨男なんだぁ…」とつぶやく石井さん。
そして迎えた8月10日(土)、イベント当日は、雨雲も見事に去って、さわやかな夏空に!
石井さん&スタッフのテンションも上がり、いよいよイベントが始まります。
◎「絵本作家の石井先生といっしょに作る!えほんのお絵かきワークショップ!」
ワークショップの会場は、IBC岩手放送 本社ロビースタジオ。
参加者のみなさんはJR盛岡駅からバスに乗って会場にやってきます。
迎えてくれるのは本物の駅員さん達!
元気いっぱい、バスから降りる子ども達。
今回、イベントに参加するのは岩手県内在住の小学1年生〜2年生の子どもとその親御さん達です。
開始直前。
どんなワークショップなのか、みんなワクワク。
ワークショップ直前の石井さん。 あれ、その衣装は?
石井さん:これはSL機関士さんの制服です!
わぁ!カッコいい!お似合いです!
お隣は、今回のイベントで司会を務める、IBCの冨田奈央子アナウンサー。
とってもカワイイ駅長服姿です
いよいよイベントスタート! 最初はSLのお勉強から。
JR藤澤さん:SLは電気の力を使わないで走ります。何を使って走っているかわかりますか?
「せきたーん!」「みず〜!」
JR藤澤さん:正解!
石井さん:みんなよく知ってるな〜。
ワークショップが始まると、画用紙にSLの絵を描く子や、5メートルある大きな紙にお絵かきする子。みんな自由に絵を描きはじめました。
最初は緊張気味だった石井さんも…
子ども達と一緒に、絵をどんどん描いていきます。
石井さん:何描いているの?
「ここにオバケ駅を作るんだよ。」
憧れの駅員さんと一緒にお絵かきができて、ちょっぴりドキドキ。
でもとっても嬉しそう。
画用紙に描いた絵はつなぎ合わせて、ながーい列車が完成!
大きな紙には線路を描いて…
道路を描いて、踏切を描いて、駅ができて…。子ども達の描くSLの景色はどんどん広がっていきます。
線路を描いた大きな絵の上に、連結させたみんなのSL列車の絵を乗せて…。
ついに、石井さんと子ども達が一緒に描いた絵が完成!
最後は絵を囲んで、みんなで記念写真。
今回のワークショップで描いた絵は、12月に出来上がるSLえほんの中にも登場する予定なんです!
どんな場面に登場するかは、乞うご期待!
最後は今回のワークショップスタッフメンバーと一緒に記念撮影。
大成功のイベントでした!
◎イベントを終えた石井さんにお話を伺いました。
―― お絵かきワークショップ、お疲れ様でした! 皆さん、とても盛り上がっていましたね!
久しぶりのイベントだったので、最初は少し緊張しましたが、子ども達がとても自由な発想でSLの絵や線路の周りの絵を描いてくれたので、ぼくも自由に楽しむことができました。
―― これから、12月に向けて絵本の制作が始まりますね。どんな絵本になる予定ですか?
このSLプロジェクトの絵本がどんな作品になるのか、今回の絵をどう使うのか、まだ全然イメージがないんです…(笑)
でも、今日のワークショップで子ども達から沢山パワーをもらったので、絵本制作も楽しみたいと思います。
―― 絵本ナビでも引き続き、SL絵本プロジェクトをレポートしていきます。
皆さん、どうぞお楽しみに!
(おまけ)
午前の部のイベントは、IBC岩手放送の人気テレビ番組、「じゃじゃじゃTV」で生中継されました
(絵本ナビ編集部)