
和食というのは、日本の気候・風土・歴史のなかで育まれてきた料理のことです。わたしたち日本人は、自然の恵みを活用し、素材の味わいを生かす調理法を発達させてきました。「一汁三菜」に代表されるように、和食の最大の長所は数多くの食材をバランスよく組み合わせ、だしをつかって調理する点です。そして、いまや和食は世界中の関心の的。第4巻では、現地で手に入る食材を駆使してつくられている世界各地のWASHOKUを紹介します。
[ここがポイント] ・ユネスコ無形文化遺産に登録申請した『和食』を総合的に学べるはじめての児童書 ・監修は、食育の第一人者 服部幸應先生・服部津貴子先生 ・一汁三菜から郷土料理、懐石料理、世界のWASHOKUまで、和食のことならなんでもわかる ・服部先生作成の、家庭でたのしくつくれる和食のレシピを、各巻に掲載。

世界中に広がった和食は、それぞれの国でアレンジされ、今まで食べたことがないような料理に進化していることがわかりました。
疑問に思う組合せもありますが、ナットクできるものもあります。
そして、逆輸入の形で、国内の食事のバリエーションが膨らんでいくのですね。
外国から伝わってきたと思った料理にも、実は日本に入ってきた洋食が、アレンジされて、和食として存在しているものがあることも知りました。
セット4冊の中で、一番面白かったと思います。
(ヒラP21さん 60代・パパ )
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