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
表題作他、雷のごちそう、どうもとこうも、屁こきじい、ほれ薬、亀の天昇り、雷屋ごろはち、まのいい猟師等、63話収載。
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タイトルの『吉四六さん』を見て本を選んだのですが、この時点からこの本に振り回されてしまいました。
吉四六さんに限らない、とんち話、小噺の寄せ集め。
どこかで聞いた話も、姿を変えて多数登場。
これだけ凝縮されていると、勢い込んで読み始めると食傷気味になりました。
面白さをすくい取るには、心のゆとりが必要だと痛感しました。
手元に置いて、時おり味わう茶菓子のような本だと思います。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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