ひよよちゃん。 いただきま〜す 自分のからだより大きい大きいおいしそうなドーナツ。
あっ、ゾウさんがきた。 「はんぶん たべる?」「おいしいね ありがとー」 ひよよちゃん、ゾウさんにはんぶんドーナツをあげました。 はんぶんになってもまだ自分のからだより大きいドーナツ。
今度は、キリンさんがやってきた。 「はんぶん たべる?」
すると今度は、ワンちゃん、クマちゃん、ウサギさん・・・あおむしくんまで! 次から次へと動物たちが登場します。 ひよよの大きな大きなドーナツは 見上げるほど大きなお友だちから小さなお友だちまで 順々にはんぶんこするうちにどんどん小さくなっていくのです。 みんなにおやつをすすんでおすそわけして とても太っ腹のひよよちゃん。 でも、さすがに食べるときになってちょうどいいサイズになった ドーナツのかけらをみて「ん!?」気づきましたよ。 そのときの後悔?の表情がなんとも言えず正直で可愛い!
タテにめくっていくタイプのこの絵本は、 めくってみると想像以上に大迫力! やさしくくりかえす言葉と大きさの比較や半分の概念など、 赤ちゃんにもわかりやすい可愛い絵本シリーズです。
最後はいったいどうなってしまうんでしょう。 あんなに大きなドーナツがこんなに小さくなってしまって。 でも、そこはやっぱりひよよちゃん、 いいことすると倍の倍の倍になってかえってきましたよ。 みんなで一緒に素敵なおやつの時間になったみたい。 親子で大好き!ひよよワールドを楽しんでくださいね。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
ちっちゃなひよよが、おやつの大きなドーナツを食べようとすると、 お友達がやってきます。ひよよはそのドーナツを半分、お友達に分けてあげます。 最初にぞうさんに半分、次にきりんさんにまたその半分、次にいぬさんにまたその半分、、、 さてさて、最後はどうなるのかな?? 優しいひよよと優しいお友達のおやつのお話です。
かわいくて、優しくて、4才の娘が声に出して読むのに
ぴったりの絵本です♪
娘は一人っ子なので、何でも自分のものになりますが、
独り占めすることなく、ちゃんと<分け与える>ことが
出来る子になって欲しいと思っています。
普段から優しく、ひよよのように、お菓子やアイスクリームを
私やパパにわけてくれますが、『ひよよのおやつ』を読んでからは
ますます優しくなりました♪わけてくれる量が増えました(笑)
先日もパパの誕生日にイチゴのケーキを食べましたが、
パパにはてんこ盛りにイチゴをのせてあげていました!
しまいには、自分の分のイチゴまで!
赤ちゃんが初めて読む絵本にもぴったりですが、
4才の娘もとても楽しんでいます!
長〜く楽しめる、かわいい絵本ですよ☆ (まりももよさん 30代・ママ 女の子4歳)
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