新井洋行さんのかわいいおばけの絵本シリーズ第3弾! 今回はピピットが案内役。 宝の地図を手に入れて、宝探しにでかけます。 実はこのシリーズ、物語に参加できる“インタラクティブ絵本”のシリーズなのです。 どういうことかというと……。
宝の地図を「ゆびでこすって」みたり 船に、せーので息を“ふーっ!”と「ふきかけて」みたり 大きな波をたてるため、本を大きく「ゆらして」みたり 絵本の中で言われたとおり、絵本を実際に手で触ったりゆらしたりします。 それからページをめくってみると、あら不思議! お話が進んでいくんですよ。
地図には宝の場所が浮かび上がり、船はびゅんびゅん走り出す。 岩に乗り上げた船も、波のおかげで岩からおりられます。 しかけ絵本ではなく、ふつうの紙の絵本だけれど、こんなふうにインタラクティブに絵本に参加できるんだ!と目からウロコです。
さて、ピピットたちが島についたら、くじらがいて、大きなおにがいましたよ。 くじらはどうしたら島の入り口からどいてくれる? 宝箱をまもっているおにから、どうやったら宝箱を手に入れることができるかな? おばけたちといっしょにがんばって、宝を手に入れてくださいね。
2〜4歳くらいから親子でぜひ体験してみることをおすすめします。 新感覚のこのシリーズ、『おばけとかくれんぼ』『おばけとホットケーキ』もあわせて楽しんでくださいね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
おばけたちと宝さがしにでかけよう。いっしょに船に乗って、さあ出発。地図をこすって宝の場所を浮かび上がらせたり、帆に息を吹きかけて船を走らせたり、本をゆらして海に波をおこしたり、くじらの鼻ちょうちんを指でぱちんと割ったり・・・最後は宝を守るおにさんと、思いっきりにらめっこ!子どもたち自身が、手や声を使って絵本にはたらきかけながら、おばけといっしょに冒険の旅を進めていきます。おはなしに参加できるからワクワク楽しい、”インタラクティブ絵本”第3弾です!
カラフルなおばけシリーズ、2冊目として読みました。
参加型ともうわかっている娘はこちらが読むと同時にアクション開始!ノリノリで進みましたが、地図のところでストップ。単純に迷路をたどるだけならやったことがあるものの、地図を見ながら照らし合わせてというのはやったことがなく、初めはとまどっていました。とはいえシンプルだったので意味がわかればすぐできていて、しっかり楽しめていました。 (たちばなさん 30代・ママ 女の子5歳)
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