「どーんとやさい」シリーズ第5弾。まっかなトマトが登場です。 はっぱの かおり むむん むん あおいみ どこどこ そだってる あおあお トマト いつのまに まっか? あれっ しろくなったよ
青い実から赤い実へ変身していくとき、いちど白っぽくなる時期があるんですって。 よーく見ると、実にはおへそがあったり、たねの部屋がいくつもあったり。 いつも食べているトマトだけどはじめて知ることがいっぱい。 たねから芽をだして、ぐぐぐいーんと大きく育ち……、えっ、こんなに伸びるの、というくらい、生命力がはじける縦長の絵は見どころです。 色々な種類のトマトがころころと並んでいる絵がかわいい! 裏表紙にはシリーズ恒例、「ほんとうのおおきさ」のたねの絵もあります。 『きゃっきゃ きゃべつ』『どっかん だいこん』などシリーズの他の本と、たねの大きさを見比べてみてくださいね。
子どもの好奇心を育てる野菜絵本。 親子はもちろん、幼稚園や保育園で読んでも楽しそう。 自然界や食材に興味をもちはじめた3歳から小学校低学年くらいの子どもたちにぜひ読んであげたいです。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
トマト畑で育つ青い実。いつのまにかまっかっか!トマトといってもいろいろあるよ。でっかいのだあれ?かわいいのだあれ?赤くないのもトマトなんだ。トマトの種類や生長のようす、種のこと、へたのこと…。いつも食べてるトマトのことがもっともっと好きになる。見ているだけでも元気が出てくるみずみずしいトマト。絵本の中で味わってください。
このお話は、トマトができるまでの様子を描いたお話でした。うちの子は学校でトマトを育てていたらしく、「こんな風になってたよ!!」とかいろいろ教えてもらいました。実際と絵本の中のトマトを比べて、色々発見できていたみたいでよかったです。 (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子7歳)
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