クリスマス・イブの晩に、ひとりのおばあさんが雪の中でたおれています。たきぎと食料を買うためのわずかなお金を、バイクに乗ったひったくりに奪われてしまったのです。それは、奇跡がおこる特別な夜。正しい行いをした者に救いの手がさしのべられ、すばらしい贈り物がとどく、聖なる夜です。しんしんと降る雪の中、おばあさんを助けにあらわれたのは、教会にまつられている人形の聖人たちでした。
字のない絵本です。
想像力を膨らませながら、静かに想いを膨らませながら、じっくり読みたい絵本にも思いました。
読む時の、どの時々の気分や気持ちで、感じることもまた違うかも知れませんね。
そらもまたこういう絵本のよさかもですね。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子12歳)
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