泳いだり、ビーチで砂遊びして過ごす海もいいけれど、 今年の夏休み、にいちゃんが教えてくれたのは、いつもとちょっと違う海の遊び方! 『むしとりにいこうよ!』『ふゆの むしとり?!』に続く、「ぼく」と「おにいちゃん」の外遊び絵本第3弾。 今回は、しおだまりの生き物に触れて観察する、「磯遊び」がテーマです。
ぼくは、海でおにいちゃんに磯遊びに誘われました。 「いったいなにするの?」 ぼくは、おにいちゃんに言われるまま用意をします。 岩場ですべらない装備や、日焼けをしない服装も大事。 準備ができたら、さっそく磯へ。砂浜のはしっこで、岩がたくさん見えているところです。 磯のしおだまりをゆっくりじーっと見ていると、見えてきたのは、小さな魚や、カニ、イソギンチャク、不思議な生き物たち・・・!
この絵本は、海で安全に遊ぶためのコツや、楽しみかた、そのための知識がたくさん紹介されています。 ぼくが、おにいちゃんと一緒にいろんな生き物を目で見て、触れて、捕まえているのを見ているうち、 本を読む子どもたちも、きっとぼくと一緒になって目を輝かせていることでしょう。 磯遊びってこんなに楽しいんだよ! 作者のはたこうしろうさん・奥山栄治さんのいきいきした声が聞こえてきそうな一冊です。 自然と触れ合いながら海の生態を学べる磯遊び、季節問わず楽しめるのもいいですね。 この絵本を読んだら、さっそく絵本を持って磯遊びに出かけてみませんか?
(掛川晶子 絵本ナビ編集部)
夏休み、海にいったぼくにお兄ちゃんが教えてくれたこと。それは楽しいいそあそび。きれいなの、不思議なの、おもしろいの。気がつかなかったけど、いそには生き物がいっぱいいたんだ! 自然とのふれあいの楽しさをつたえる大好評の絵本第3弾。
4歳息子がこちらのシリーズ「むしとりにいこうよ!」が大好きだったので読んでみました。
頼もしいおにいちゃんに連れられて今度は磯遊びです!安全な遊び方から生き物の豆知識など「へぇ〜、そうなんだ!」と感心するような内容ばかりで、自分たちまでお兄ちゃんと一緒に遊びに行っているような感覚になれて楽しいです。
大人でもこう感じるので、もちろん息子も大喜びで読んでいました!
絵も綺麗ですし、何度読んでも楽しめます。
そして!こちらの本を読んで以降ぜひ息子と一緒に磯遊びに行きたいとずっと思っていたところ、先日ついに行くことができました!
岩場ではなく、靴を脱いでちょいちょいっと簡単に入る程度の磯遊びでしたが、
透明の虫捕りかごに貝やヤドカリ、小さな魚も捕まえて、絵本の最後に出てくるような自分たちの小さな水族館を作ることができました!
嬉しいことに絵本に出てくるようなお兄ちゃんがひょいっとウニをくれたり…アメフラシを見ることもできたし、表紙に描かれている青と赤のヒトデもみつけたりとかなり楽しむことができました。
本を読んでいたおかげで、息子も生き物の名前を覚えていましたし、最初は海を怖がっていましたがだんだん入れるようにもなり…貴重な体験ができた一日となりました。
本好きな息子はどうしても頭でっかちになりがちなので、本を読むだけでなく実体験につなげられて親としては良かったです。
自分たちの水族館はもちろん、じっくり観察したあとに「ありがとう」と海に返してあげました。 (momo*さん 30代・ママ )
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