心のやさしいりゅうと友だちになった賢い男の子。そこへ、騎士・聖ジョージがりゅうを退治しにやって来て…? 悪い竜を退治し、人々を救ったという騎士の伝説をもとに、『たのしい川べ』で知られるイギリスの作家グレアムが書いた友情の物語が、人気画家ムーアの美しい絵によって甦りました。古典作品の挿絵で定評のある画家が、背景のイギリスの自然を見事に表現。名作古典の世界をオールカラーでお楽しみください。
読み物にはいるかと思いますが、そんなに多い文章では無いので、
『エルマーのぼうけん』が読めるなら是非ご一緒にどうぞ。
主人公の男の子は羊飼いの息子。
彼が博物学の本とおとぎ話の本が好きというのが好感が持てますね。
さて、丘の洞穴ののんきな気質のりゅうと仲良くなった男の子は、
このりゅうがこの丘に住めるよう知恵を絞ります。
中世のお話から出てきたような騎士・聖ジョージも登場し、
イギリスらしい展開となっています。
村人達の群集心理も見逃せません。
ちょっぴり風刺も味わえます。
でもやっぱり、男の子と一緒になって、この危機を乗り越える達成感を
体感してほしいですね。 (レイラさん 40代・ママ 男の子13歳、男の子11歳)
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