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「かんでも かんでも なくなれへん。」 「あごが だんだん おもうなる。」 小さな女の子「わたし」は、食事の時間があまり楽しくなさそう。 今日もなかなか食べ終えられなくて、ごはんを持て余しています。 そんなとき、飼い犬のドンが、わたしのお皿から落ちたウインナーを、ぱくっ! ふぁぐ ふぁぐ ふぁぐ、ごっくん。 「なんで、ドンは、あんなに、はよう たべれるんやろ。」 わたしは、ドンの食べているところを、観察することにします。
ドンはお肉を上手に噛むために頭をちょっと傾けます。 そしてよそ見もせずお皿に鼻をつっこんで一心に食べます。 大きな口!ぎっしり並んだ歯とザラザラの舌。 がふがふ、ぼりぼり、ガジガジ ドンは、なんてパワフルに食べるんでしょう。 そんなドンの様子を見ているうち、わたしも、自分の中の食べる力に気が付いたみたい・・・?
作者は、こしだミカさん。 読み手の感覚にストレートに訴えかける力強い「食べる」絵は、見ているだけで、つられて口を動かしたくなります。 人も動物も、口を使って食べて、生きているんだなあ、となんだか感動してしまうのです。 食べることについて、あたりまえで1番大切なことを感じさせてくれる、「噛めば噛むほど味のする」新しい食育絵本です。
(掛川晶子 絵本ナビ編集部)
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私は食べるのが遅いから、いっつも残って食べなあかん。いややなあ。 でも、犬のドンはいつもおいしそうに食べてる。 よーし、ドンの食べてるとこ、いっぺんじっくり見てみよう!
飼い犬を通して、「噛むこと」「食べること」のよろこびに目覚める女の子を描いた、食育?絵本。
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主人公の女の子が犬のドンの口や食べ方に興味がわき観察していく様が描かれた絵本です。
こういうふうに,何かに自ら興味を抱き観察をするって子供にとってはとても学ぶこと感じることの多い貴重な体験のように,親の私は思いました!
自ら学ぶってこういうことなのかも知れません。
好奇心って大切ですね!
親目線ですが,育児をしていく上でもハッとさせられた絵本でした。 (まゆみんみんさん 30代・ママ 女の子5歳)
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