森のおくのほらあなで、冬の間ずっと、くまさんは眠っています。昼も夜もぐうぐう、ぐうぐう。ねずみや野うさぎたちがやってきて、あなのなかはだんだんにぎやかになりますが、それでも……。あたたかさを感じるイラストが魅力的な絵本。リズミカルな文章もここちよい作品です。
丁寧な、絵の感じや色使いが、気に入っています。
クマのねぐらに集まってくるいろいろな動物。
最初は、動物たちが、一匹一匹来る様子を、繰り返しで、描かれています。3歳くらいの子供でも、喜ぶのではないでしょうか?
くまが起きてしまい、さー、ピンチ!!
と、思ったのですが、くまは、とってもやさしいくまで、泣き出してしまいます。
そのギャップが、とても面白かったです。
でも、冬眠の途中でおきて、大丈夫なのかな??
そんな素朴な疑問が残りました。 (はらぺこむしむしさん 30代・ママ 男の子4歳)
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