馬の群れの中から、走り出した「こうまくん」。 こうまくん はしる はしる。 てんとうむしさんや、うさぎさんに「どこいくの?」と聞かれても、 おがわさんに「あそぼ あそぼ」と言われても。 こうまくんはただひたすらに走り続けます。 転んでも、強風が吹いても、大雨が降り注いでも、 こうまくん はしる はしる。 一体、こうまくんは何故走っているのでしょうか? こうまくんが走った先に待っているものはなんなのでしょうか?
この作品のみどころは、なんといってもこうまくんが楽しそうに走っているということ、そして、きくちちきさんの勢いのある筆のタッチから描き出される、こうまくんのエネルギッシュな疾走感とすがすがしさ、それに尽きるのではないでしょうか。 読み終わったら、こうまくんのように走り出していきたくなる一冊です。
(木村春子 絵本ナビ編集部)
てんとうむしさん、ちょうちょさん、とりさん、 みんなに「ぼく はしってるの」と喜びを伝えて、はしり続けるこうまくん。 はしって、はしって、はしった、その先には・・・? うれしくて、たのしくて、どこまでもひろがる気持ちよさ!!
全頁試し読みで読みました。こうまくんが、凄くたのしく走っているのが伝わってきます。走るのが、嬉しくて、楽しくて、ずっと走り続けたい気持ちが伝わってきます。読んでいてもやっぱりたのしいおもいが伝わってきて楽しくなれます。優しい色彩ですが、躍動感もあって、こうまくんが可愛いです! (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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