人気作家の自由自在な想像力で、あの「おとぎ話」が新しい文学に生まれ変わった! 個性豊かな画家の美しい絵とのコラボレーションで贈る、現代版「絵本 御伽草子」シリーズ。 「鉢かづき」:観音さまのお告げで亡き母に珍奇な鉢をかぶせられた姫は、やがて父と継母に捨てられ野をさまよう野生児に――。 「群像」2015年2月号掲載の好評企画がついに書籍化!
まず初めに・・
ずっと「鉢かつぎ」だと思っていました。
「担ぐ(かつぐ)」のではなく「被く(かづく)」のですね。
「現代版」と表記され
洋装の表紙からも推察されるように
鉢かづき姫のお話を
少々ぶっとんだ感じで、わかりやすく脚色されております。
巻末には原典の鉢かづきのお話も載っていますので
現代版と読み比べてみるのも面白いと思います。
日本語ってふり幅すごいなと
再認識させられた一冊です。 (やこちんさん 50代・ママ 女の子17歳)
|