心地よいリズムのファンタジー落語絵本
おばけうなぎに飛ばされて、さだきちがやってきたのは、かみなり達が住む天界。輝く月宮殿のお祭りに忍び込み…。摩訶不思議な古典落語のストーリーに、スズキコージ氏が魅惑の絵をつけ、物語はいっそう奇想天外に!
落語家・桂文我(国立演芸場花形演芸会金賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、芸術祭賞優秀賞など多数受賞)が、江戸時代に作られた奇想天外なファンタジー落語『月宮殿星の都』を元に、絵本仕立てにアレンジ。きらめく天界の月宮殿で繰り広げられるカミナリ達のお祭りに忍び込んだ、人間の子・さだきち。さだきちのヘソは、無事か、否か? 心地よい言葉のリズムと、画家・スズキコージが描く魅惑の絵に、思わず引き込まれる落語絵本です。
これも落語…?
落語の絵本が好きで、よく読んでいます。
でもこれは、落語っぽくなくてびっくり。
絵の迫力がすごすぎるからか、話のおちで、「おぉ〜」っていう感動がなくて、ちょっとがっかりでした。
ただ、落語としてじゃなく絵本として楽しめば、さきが一体どうなるか読めないので、次はどうなる?と、絵とお話を楽しめました。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳)
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