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もみの木通りの木々は、道を通る人の持ち物をくすねて、集めていました。イブの日に強い風が吹くと…!?すてきなクリスマスの絵本!
クリスマスの絵本とあったので、どんなお話かなと思いました。もみの木通りの近くにある小学校のもみちゃんは忘れ物の常習犯。もみの木通りのもみの木たちは、癖が悪くて通っていく子どもたちからいろいろなものをくすねています。
いつもおもしろいことが起きるたかどの作品ならではの設定に笑ってしまいます。
もみの木通りにあるはじっこくんだけは、子どもたちから物をくすねません。それは、小学校の子どもたちの様子を見ているのが楽しいからです。それを聞いたもみの木たちは、1本ずつずれて中を見ることに。
木が動くってそれはありえないでしょうって感じなのですが、この木の交替が功を奏す訳です。いつもよく考えつくなあというお話が多いですが終わりはまとまりよく終わるので安心して読んでいられます。
息子と絵を見ながら、もみちゃんのなくした物を探しました。もみちゃんのうっかりはなくなったのかな?
途中、クリスマスイブという描写があったので、クリスマス絵本ということに納得しました。冬のお話で、それほどクリスマス色が強くないので、冬の時期に読む本としてお勧めします。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子6歳)
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