キャラメルも、ねこも、くまも、やまも……世界のすべてを食べたい女の子。 ダイナミックで、みずみずしい絵本、誕生!
- - - そや、わすれとった。わたしは、コドモだった。 はるか、かなた、ケモノだった。 料理家の高山なおみさん、中野真典さんの絵と出逢ってしまって、 ばくはつ!!! ……原田郁子(音楽家) オビ文より - - - 毎日がおいしくて、たのしくて。 おいしくないのも、たのしくないのも ぜんぶ、 なくなってしまうのがいやだから、たべてしまう。 女の子はなつまで、たべたった。 ……高山なおみ オビ文より - - -
サイズといい装丁といい、絵本らしくない絵本の中で、炸裂する絵、問答無用の話の展開、登場する女の子のあっけらかんとした縦横無尽さに圧倒されました。
キャラメルの空き箱から始まって、クマも山も、夕焼けも食べ尽くしてしまう女の子がスゴすぎて、最後に登場するカレーライスは、あまり美味しそうに見えません。
遠くから絵を見てみたい絵本です。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
|