きょうは,かわいいまごたちがあそびにやってくる日。ばあちゃんは,朝からそわそわとおちつきません。そのうち…。
孫たちが遊びにやって来るのを心待ちにしながら、おばあさんは自分の子ども時代の夏休みを思い出しています。
自分が親であった頃には、そこまでの感慨もなかったのかも知れませんね。
それがある意味老いであったりするのでしょうが、自分の子ども時代と現時点で、風景はだいぶ様変わりしているに違いありません。
自分が故郷を訪ねるとき、懐かしさの向こうに寂しさがあったりします。
この絵本は40年前に出されたものです。
その頃の孫は、親の台になっているでしょう。
風景はさらに変わってしまってはいやしないか。
何だかしみじみとしてしまいました。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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