奈良時代の有名な歌人で万葉集の編者でもある大伴家持が、越中国に赴任したときの様子を彼の作る和歌を要所要所にはさみながら描きます。企画・富山県、監修・大島絵本館。
越中(富山県)に5年間赴任していた、万葉歌人大伴家持(おおとものやかもち)のエピソード。
歌人の歌をベースに、その頃の情景を浮かび上がらせます。
歌人だけに、自然の様子への感性が研ぎ澄まされているように感じられます。
高岡市万葉歴史館による文章ということで、研究所のようなクオリティです。
佐竹美保さんの絵も、時代考証されているのでしょうね。
繊細な絵がとても美しいです。
万葉集の歌もたくさん出てきますので、小学校高学年くらいからでしょうか。 (レイラさん 50代・ママ )
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