とりちゃんは、ひなちゃんが大好き! 毎日、ひなちゃんといっしょに遊びたいのに、その気持ちをなかなかわかってもらえなくて、ひなちゃんから「とりちゃんとなんか、遊ばない」といわれてしまいます。とりちゃんは……。
とりちゃんは、ひなちゃんと遊ぼうとして、断られてしまいます。
「だってとりちゃんは何でもひとりじめしちゃうから いや」
いいもんね、と、とりちゃんは、男の子たちとちゃんばら。
でも、剣を友達にぶつけて泣かせて、遊んでもらえなくなった。
つまんない…
そんな時、とりちゃんはあるおばあちゃんと出会います。
お友達に遊んでもらえない。そういったことは、きっとどの子供にも、経験があると思います。
とりちゃんみたいなタイプもいるだろうし、「遊んで」が言えない恥ずかしがりやもいる。
お稽古で忙しくて、時間がないのって言われることもあるだろうし…
この絵本のとりちゃんは、親切な部分をお友達に見てもらうことができて、再び、お友達に遊んでもらうことが出来るようになりました。
こんな風にいつもうまい具合にはいかないと思いますが、
友達とうまくいく方法がきっとどこかにある、と子供たちには思ってもらいたい、と思います。
とりちゃんの、「なんでもひとりじめする」という部分には、触れられていないのが残念ですが…
きっと、もう、自分では分かっているのでしょうね。 (ルートビアさん 30代・ママ 男の子5歳)
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