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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

きのうえのおうちへようこそ!

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  • 絵本
作: ドロシア・ウォーレン・フォックス
訳: おびか ゆうこ
出版社: 偕成社 偕成社の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2017年10月03日
ISBN: 9784033483900

出版社のおすすめ年齢:3歳〜
40ページ

みどころ

主人公のツイグリーさんは、木の上で暮らしています。
相棒は「ニャンコ」という名前の犬です。

木の上の家には、テレビもソファーもあり、毎日自分たちの好きなことだけして、楽しく幸せに暮らしていました。
たまに友達のクマたちも呼んで、一緒に遊んだりもしますが、突然町の人が、木の上の家にツイグリーさんを訪ねてくると、ツイグリーさんは隠れてしまいます。

「ひとがきらい、って わけじゃないのよ。ただ、きのうえで くらしていると、ちょっとだけ ひとに あうのが にがてになるの」

人に会うのが苦手なツイグリーさんの代わりに、町へ買い物に行くのは賢い犬のニャンコです。

町の人たちは、木の上に住むなんてとんでもないと思っていました。
その中でも一番よく思っていなかったのは、市長の奥さんでした。

そんなある日、町に嵐がやってきました。
雨が何日何日も降り続き、橋は流され、町中が海のようになってしまいました。

しかし町が大洪水になっても、ツイグリーさんの木の家だけは、流されずにそびえ立っていたのです!

町の人たちがツイグリーさんが木の上に住んでいて本当に良かったと思い直すのと同時に、ツイグリーさんもまた、大切なことに気がつきます。

いざという時は、何をしたいかしたくないかなんて、関係がない!
大変な時は、人に会うのが苦手だなんて言ってないで、何が何でも助ける、ということ。

ツイグリーさんは、
「もうすぐ、おきゃくさんが たくさんくるわ。」
ニャンコやクマたちも手伝って、お茶の準備や、大きな鍋でシチューを作る準備を始めました。
すると、次々に、びしょ濡れになった町の人たちが避難してきて・・・・

初版は1966年。
以来、世代を超えアメリカで50年以上愛され続けている絵本が、今回初めて翻訳されました。
主人公のツイグリーさんは「小枝さん」と言う意味。
人を避けるように、「木の上」という世間から隔絶された、自分の世界の中で生きていますが、洪水に見舞われた町の人たちを、全力で助けようとします。

災害の日を描いているのに、なんだか皆とても楽しそう。読者もツイグリーさんのシチューを一緒に食べたかのように、身も心も温かい気持ちになっていきます。

50年以上前の絵本とは思えない、全く色あせない魅力を放つ今作。「個人」というものを尊重することの大切さ、同時に、人と人とが助け合うことの大事さを描いている、現代にこそ読みたい絵本です。

(福田亜紀子  元絵本編集者)

きのうえのおうちへようこそ!

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出版社からの紹介

ツイグリーさんは、木の上のおうちに住んでいます。木の上のおうちには、大きなソファーやテレビもあり、ツイグリーさんは好きなことだけをしてくらしていました。そんなツイグリーさんを、町の人たちは、「かわりもの」と思い、木の上のおうちをなんとかしてやりたいと考えています。そんなあるとき、大雨が町をおそい、町は一面、海のようになってしまいます。その大海原のまんなかに、どうどうとそびえたっていたのは、ツイグリーさんの木の上のおうちでした!
アメリカで50年間、世代を超えて読みつがれてきた、心があたたかくなるお話。

ベストレビュー

長く読み継がれるのには理由があります

クラシカルな絵の雰囲気とツリーハウスに住んでいる主人公に惹かれて、読んでみました。

人に会うのがちょっと苦手なのというツイグリーさんは、木の上にたてたツリーハウスに住んでいて、ニャンコという名前の犬と暮らしています。

ニャンコは、とてお利口さんで、お買い物なんかもしてくれます。

町の人々には、ちょっと変わり者だと思われているみたい。。。

ところが、その町に大きな台風がやってきて、町には水があふれてしまいます。
濡れずに暖がとれるのはツイグリーさんのツリーハウスぐらいしかありません。

そんな災害時に、ツイグリーさんがとった行動とは?

日本でも大きな災害が、あちらこちらで起きています。
そして、その度に、人と人とが助け合うことの大切さを痛感します。

さらには災害の時だけではなく、日頃から心がけたいなと思います。

他人の個性を尊重しつつ、助け合いの精神を忘れない。とても大切なメッセージが込められた名作だと思います。
(ロアルダールさん 40代・その他の方 )

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