チューリップの成長がわかる科学絵本
自然観察の絵本で評価の高い荒井真紀さんの新刊『チューリップ』。
チューリップは、小学校でも授業の一環で、球根を植えて自然観察をしますので、子どもたちにとても身近な植物です。
春かわいらしい花を咲かせているのを見て、植えようと思っても、遅すぎます。秋に球根を植えて、じーっと待たないと花を咲かせることはできません。では、球根は、地面の中で、どのように変化しているのでしょうか? どのように冬を越すのでしょうか? 土の中の出来事は、ほとんど見ることができませんが、細かに表現されたイラストでのぞいてみましょう。小さな目が成長するさまや、花が咲いた後の変化は、地上とは、違った生命の営みを感じられます。
お子さまといっしょに自然観察をする際にも、最適な一冊です。
家の庭に、初めてチューリップを植えました。これまでは、咲いている花を買ってきて植え替えて…としていたのですが、秋に球根がたくさん売られているのをみて、挑戦してみようと思ってチューリップとヒヤシンスを植えました。芽が出るまでは本当に咲くかな?と思っていましたが、この本を読んで、寒さの中でも一生懸命成長していたんだなと感動しました。花好きな6歳娘は、今咲いてるチューリップから新しい球根をとりたい!とはりきっているので、それもまた挑戦してみたいと思いました。 (ままmamaママさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子6歳、男の子4歳、女の子1歳)
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