小さなころからずっと大事にしていたぬいぐるみ、大好きなひとからもらった写真、会えなくなった友だちに見せたかった雪だるま。忘れたくても忘れられない大切なもの、思い出と一緒に、魔法でお預かりします――。「銭天堂」「もののけ屋」シリーズの作者がおくる、心あたたまる物語。(小学校高学年〜)
私自身、両親の思い出の品の処分に悩む現実があるので、感情移入しながら読みました。
また、お話によっては、傲慢な人や私欲に走る人が登場して、少しだけ暗い読後感も…。
執事猫の可愛らしさになごんだり、十年屋とツルさんのやり取りに笑ってしまったりでした。
(みいのさん 60代・その他の方 )
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