
動物と話ができるお医者さんの家を訪れた娘は、原因不明の病に苦しむリュウでした。お医者さんは、リュウの耳の中でけんかをしている二匹のムカデを見つけます―。思いやりの尊さを描いた、十二支の「リュウ」の昔話。
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人間ばかりでなく、動物の患者さんも診てくれる心優しいお医者さんのはなし。
十二支むかしむかしシリーズの一冊で、「リュウ」の娘が出てきます。
なんて心の広いお医者さんではありませんか。
来るもの拒まず。
こんな素敵なお医者さんがいたらどんなにいいかと思います。
腕がいいだけでなく、知恵もあり優しいお医者さんです。
沖縄県に伝わる昔話だそうです。
あとがきには、「リュウ」に関するこぼればなしがあります。
タツ年生まれの人は・・・
「ププッ!」と一人笑ってしまいました。
まるで、娘のこと言ってるって。
他の十二支の昔話も読んでみたくなりました。 (多夢さん 40代・ママ 女の子7歳)
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