きょうしつに はいると、そこにいる みんなが きみとは ちがっています― 外見、言葉、家庭環境...ちがうことは、苦しいことかもしれません。 でも、すてきなことでもあります。 リンドグレーン記念文学賞受賞作家ジャクリーン・ウッドソンの最新作。
大勢の仲間とは、肌の色が違う、言葉の違う、文化の違う転校生は、それだけで仲間とは別の存在なのです。
わかりあうためには、理解し合うためには、勇気をもって声を出すこと、共有できる部分を確認し合うこと、…。
そして認め合うこと。
緊張関係を解きほぐすためのことが、いろいろと書かれています。
この話が、異文化の関係だけではなく、日常的ないじめの世界まで派生して、友だちの輪が拡がれば良いと思います。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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