|
お金持ちの家やびんぼうな家があるように、日本にも社会格差はある。本書では上流階級、中産階級、労働者階級という3つの階級について、それぞれの特徴が明るいイラストでこまかに描かれ説明されている。なぜおなじ人間なのに格差ができてしまうのだろうか、社会格差がない世界はあるのだろうか。巻末には、社会学者・橋本健二氏によるオリジナルコラムを掲載。若い読者に自ら考えることを誘いかけるスペイン発の社会絵本。
身近に確実に存在しているにもかかわらず、子どものころには気づくことができない「社会格差」。そのことに目を向けさせてくれる良い絵本でした。ただ、社会格差というよりは、階級に関する内容を扱った絵本といったほうが適切な気がしました。非常に興味深い絵本でした。 (さくらっこママさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子5歳)
|