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それぞれの夢をもった3人の女の子。ヤルキさんがくれた翼をもっています。 ところが、そこに悪の軍団があらわれます。「ソレハムリ」「ガイケンビジン」……。 自分でも知らないうちに、空なんて飛べないとあきらめてしまいます。 けれど、ちいさなきっかけで、大切なことに気づくのです。 女の子、男の子、どちらでもあって、どちらでもない子、 だれでもみんな翼をひろげれば、空たかくまでとんでいけるのです。
それぞれに夢をもった女の子たちが主人公です。
夢見る少女たちを応援してくれるのはヤルキさんです。
でも、どうして彼女たちのやる気を削ごうとする、心を重くする、おせっかいたちがいるのでしょう。
ポジティブ思考の気持ちとネガティブ思考の気持ちがぶつかり合います。
女性たちへの応援メッセージであるこの本だから、安心できるストーリーですが、時にはマイナス要因も念頭に置いて、それを潰していくことも大切ですね。
この絵本、女の子たちだけにスポットを当てていることに、少し疑問も感じましたが、男の子たちにスポットを当てたら別のお話になりそうですね。
直接内容とは関係ないですが、アナが逆立ちする絵のところに、「パブロはビートルズを愛している」のような文字の書き込みがあって、気になって仕方ありません。
この絵本の隠し味でしょうか。
(ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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