
すべての人に読書の喜びを届けたい!―その思いから、アメリカで最初の移動図書館車を考えついた女性がいました。これまであまり知られることのなかった移動図書館の生みの親メアリー・L・ティットコムの生涯をたどります。写真や資料も豊富に掲載しています。

昔、1度だけ移動図書館に乗せてもらったことがあります。
立ち寄る先で出迎えてくれた、人々の眼はとてもきらめいていたように思います。
かくして、私は図書館司書の職についたのですが、図書館がサービスの機関であることを強く植えつけられたのは、移動図書館でした。
その意味で、ミス・ティットコムの偉業は素晴しいモノでした。
世界を見渡すと、本を利用者に届ける「移動図書館」、「配達図書館」の形は他にもあって、絵本もいろいろですが、どれも心を熱くさせられます。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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