世界中の子どもたちに親しまれているお話に、ソビエトの自然を味わい深く描いたレーベデフの絵が、私たちを森の奥へと誘います。
先日子どもたちに読んだジャネット&アラン・アルバーグの「ゆかいなゆうびんやさん」に「三びきのくま」が出ていたのを見て、急に懐かしくなって、図書館で探してきました。
ただ、子どものころ読んだのはたぶん別の「三びきのくま」、だったようで、記憶にあるイラストとはまた別の絵柄でした。(ちょっと残念)
このお話はグリム童話か、ロシア民話あたりかと思っていたら、「トルストイ」(有名な作品は「アンナ=カレーニナ」「戦争と平和」「イワンのバカ」など)の原作だったんですね!!
びっくりです。
そして、この絵本の訳者は「てぶくろ」などのロシアの名作を訳された内田理沙子さんでした。感動です。
絵本の裏表紙を見ると、「世界的な名作と評価されながら、長年手にすることだできなかったレーベデフ絵の『三びきのくま』待望の日本語版…」とありました。
子どもの頃手にした絵本ではなく、世界ではこちらの方が元の絵本だったんですね〜。二度びっくりでした。
子どもたちは純粋に大きいくま、中くらいのくま、小さいくまと女の子のやり取りを面白がってくれました。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子13歳、女の子8歳)
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