
「わたしのおばあちゃんは おかのふもとに すんでいます」。空を眺めながら、空のしくみについて、おばあちゃんと孫へ語りかけます。詩人・谷川俊太郎のおだやかな文と、画家・まろい洋子の独特なタッチの絵が奏でる、美しい絵本。
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孫娘とおばあちゃんがやりとりをしています。
その世代感覚の違いが面白くて、温かみがあって、臨場感があります。
まろい洋子さんの抽象的な絵とのセッションが、不思議な空間を創り出しています。
絵が先なのでしょうか、文章が先なのでしょうか。
現実感から程遠い世界なので、単純ではありません。
何しろカバーの絵で、私は胎内をイメージしてしまったのですから。
私の大きな勘違いは、実際の絵本を手にとってお確かめ下さい。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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