「ぎゃー」またひめいがきこえてきました……おばけがでたのです。よわむしさんぺいは耳をおさえて、がたがたふるえだしました。ある日、まちに立て札が掲げられました。「おばけをたいじしたものに、百りょうのほうびをあたえる。」びょうきのおかあさんのために、さんぺいは、おばけたいじにむかいます。そのとき、うしろから「おばけだぞ〜」。お、お、おばけが、で、で、でた〜! ちょっぴりこわくて、たっぷり面白い紙芝居。
強者侍も泡を吹いて気絶してしまうほどの怖いお化けを、弱虫なさんぺいがどの様に退治するのか、はらはらドキドキして読み進んでいくと、なんともあっけない「決め技」でした。
お化けも本当は弱虫だったようです。
何はともあれ、ハッピーエンドでホットできるお話でした。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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