素敵なまほうにかかったら、いつもとちがう自分になれる!子ども会のハロウィンまつりへむけて、みのりは仮装パレードの衣装になやんでいます。思いついたのは、あの秋のおいしい食べもの!当日、みのりは自分でつくった衣装をまとい、向かいに住むいとことパレードに参加しますが、はずかしがりやのあきとは「トリックオアトリート!」と叫ぶことができません。そこでみのりは…。暮れゆく幻想的な街を進むパレードが、いつもの自分にまほうをかけて、一歩をふみだす勇気をくれる…ふしぎでたのしいハッピーハロウィン!
題名が実に滋味深いです。
みのりが体験した子ども会のハロウィン祭りの様子を描いてあります。
自分で衣装を考えて作ってしまう様子が頼もしいです。
部屋に飾ってある写真から、バレエを習っている様子で、立ち姿も素敵です。
そして当日、いとこのあきとを連れて、さあ、ハロウィン行列。
初めて参加で馴染めないあきとをリードする姿にほっこりです。
魔法の羽というアイテムが、ぴったりですね。
そして、あきとのとった行動が、素晴らしいです。
まさに、魔法のような出来事です。
思いやりが幾重にも重なり、まさしくハッピーハロウィン。
幼稚園児くらいから、思いやりの素敵な世界をぜひ、体感してほしいです。 (レイラさん 50代・ママ )
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