花火大会の夜。動物園の動物たちは、どんなふうに花火を見ているのでしょうか。悠然と見物をするゴリラ、花火の美しさに張り合うクジャク、驚いて背中の子どもを落としそうになるコアラなど、くすりと笑ってしまうような動物たちの楽しい姿が描かれます。『かばくん』『ジオジオのかんむり』など数多くの絵本を手がけた詩人、岸田衿子さんによるお話を、自然科学の研究者でもあるあべはるえさんが生き生きと描き出しました。
きれいな色のイラストに惹かれ、手に取りました。
ページをひらくと、迫力満天の美しい花火が画面いっぱいに広がります。
人間にとって花火というのは楽しいものだけれど、よく考えてみたら、確かに動物にとってみたら、うるさくてめいわくかもしれないなと思いました。
想像とは違う内容でしたが、一味違う視点で大人も楽しめました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子20歳、女の子17歳、男の子14歳)
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