印象派の画家ドガとその有名な彫刻「14才の小さな踊り子」のモデルで、世界一有名なバレリーナを夢見ていた少女との心温まる物語!
「踊り子」や「ダンス教室」など ドガの素晴らしい絵画や彫刻7点がストーリーを彩ります。
ご夫婦で作品を作られることが多いアンホルト夫妻ですが、ご夫婦で作られている子ども・家族を中心とした作品とは、
がらりと絵が変っています。
今まで知らなかったのですが、アンホルトのアーティストシリーズというのがあるんですね。
先にピカソの絵本を読んだ息子が、「これ本当の話だ」と感心していました。
名画や作品の成り立ちまたドガ自身についても触れられていて、美術の入り口になりそうな絵本だと思いました。
踊り子を目指すマリーについては、意に添わないモデル仕事だったのかもしれませんが、
こうしてドガの作品となったことで、永遠の命を授けられたことは、マリーにとってもよかったのではなかったのかと思いました。
他にもアーティストシリーズはあるようなので、順番に読み進めていきたいと思っています。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子8歳)
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