おじいちゃん・おばあちゃんが小さかった頃、どんなふうにして暮らしていたのかな?このシリーズでは、1960年代のさまざまな地方で暮らす小学生が登場します。
今回の舞台は沖縄県の読谷村。戦いで焼きつくされた後、アメリカに支配されていた時代でも、子どもたちはせいいっぱい考え、元気いっぱい遊び、けんめいに生きていました。いま、平和な中で暮らす皆さんも、その時代のことを想像しながら、平和について一緒に考えてみてください。
1964年に東京オリンピックが開かれた頃、沖縄がまだ日本に返還されていなかった事を、すっかり忘れていました。
沖縄県民にとって、日本はどのように映っていたのでしょうか。
母親のお腹にいた時に父親が死んで、父親の顔を知らないで育った少年の物語の背景に、戦争の記憶と米軍が駐留する現状が重なり合います。
沖縄に入って来たアメリカ軍が、終戦直前に沖縄県内の家を焼いたり爆撃したという事実を、ちゃんと認識できないのですが、それだけ沖縄を正しく理解できていないという事でしょうか。
今日の平和の中で、米軍の基地問題はいまだに沖縄に残っていることを忘れてはいけないと感じました。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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