うちのママは ほんとに いっしょうけんめい おしごとをしてるし、 おかねのかからない たのしいことを いっぱい しってるの。
でも うちに たべるものが なくなっちゃったら ママと フードバンクに いかないと。
いつかは そんな しんぱい いらなくなるよね……
クラウス・フリュッゲ賞を受賞した『なんみんって よばないで。』の著者(ケイト・ミルナー)による待望の第2作絵本。 貧しい生活ながらも明日への夢と希望をもって生きる親子の物語。
小学校低学年から読める、社会問題を知るための入門絵本。
図書館のおすすめコーナーで見つけました。
ちょっとドキッとするタイトルでしたが、予想通り、貧困をテーマにしたお話でした。
お母さんはフードバンクが苦手、というシーンはとても切なくて、でも現実的な感じがします。「いつかはしんぱいとかしないでくらすのよ」というセリフに、そうでなければいけないよなと思いました。
巻末を読むと、日本には関係ないというのは間違いだということを痛感します。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子12歳)
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