オトちゃんは音楽が大好き。森の近くに住んでいます。ある日、お気に入りのハープの練習をしていると、どこからか不思議な音が。その音を追っていくと、一本の大きな木にたどりつきました。どうやら中に誰かが住んでいるみたい。ドキドキしながら中に入ってみると……。
大人気「100かいだてのいえ」シリーズ。100かいだての家、地下、海、空と続き、第5弾の舞台は森の中。さあ、オトちゃんが迷い込んだこの家には、どんな生き物たちが住んで、どんな暮らしをしているのでしょう。
今回も下から上へとたどっていきますよ。住んでいるみんなに共通しているのは、楽器を作ったり、演奏しているってこと。これは期待しちゃいますよね。今まで何度も100かいだてを経験してきた子どもたちにとって、気になるのはそのお部屋の様子と、暮しの工夫と、最後の帰り方! 今回のクライマックスも、本当に素敵な展開ですよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
森のちかくにすんでいるオトちゃんが、お気に入りのハープを練習していると、どこからか、ふしぎなおとがきこえてきました。庭に出たオトちゃんは、見たことのない花を見つけました。 「おとは この はなから でてるんだ。あれ? あっちにもさいてる!」花をたどって森の奥へと進んでいくと、どんどん音が大きくなって、1本の大きな木にたどりつきました。
大人気「100かいだてのいえ」シリーズ第5弾。今回の舞台は森のなか! 大きな木のなかにある、もりの100かいだてのいえにくらすのは、いったいどんな生きものたちでしょう。
花の中から音が聞こえる‥耳を澄ませているオトちゃんの表情がステキです。
絵をじっくりと見ていると、森の100かいだてのいえで暮らしている仲間たちの仲良く、楽しそうな様子が感じられます。葉っぱで作ったカマキリさんのバイオリンの音は、キリリリリ。どんな音かしら。遊び心もあり、心弾む絵本です。
森のいきものたちの演奏会。オトちゃんもみんなに合わせてハープを弾きました。ポロンポロン♪♪♪
絵本を読んでいると、自分も演奏会に参加したような気持ちになってきました。
さ?て私もピアノやカリンバの練習をし〜ようっと。 (わさんぼんさん 60代・その他の方 )
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